
菅野美穂と赤楚衛二が8月8日(金) 公開の映画『近畿地方のある場所について』でダブル主演を務めることが発表され、予告映像とティザービジュアルが公開された。
原作は、「このホラーがすごい!2024年版」で第1位を獲得した背筋による同名小説。
本作について菅野は、「自分からその怖さを受け取りに行くような感覚で、作品の世界観に引っ張られる力のある素晴らしい原作」と小説を絶賛した上で、「見たことのないような映画になると確信しています」と手ごたえを明かす。小沢役の赤楚は、「白石監督の『テケテケ』『ノロイ』『口裂け女』をはじめ、ホラー作品は僕にとって青春だったので、お話を頂いた際にはやっと白石監督にお会いできる! と率直に思いました」と告白。「この映画は誰しものすごく身近にあるかもしれないという怖さと、映画としてのトリックが幾重にも仕掛けられていて、観た後にもう1回観たくなるような楽しさもあると思うので、ぜひ暑い夏にクーラーがんがんの映画館で寒くなってください」と力説している。
公開された予告映像は、ライターの千紘が「行方不明の友人を探している」と独白するシーンから始まる。失踪したオカルト雑誌の編集者の同僚・小沢と千紘は、失踪直前に彼が調べていた過去の記事や取材メモを手がかりに調査を開始する。調査の過程で入手した数々のビデオ映像を再生すると、そこには「未解決の幼女失踪事件」「林間学校での集団ヒステリー」「ベランダに立つ赤い服の女」「動画配信者が心霊スポットに凸撃して狂乱」など、さまざまな怪奇現象が記録されていた。それら未解決事件や怪現象はすべて“近畿地方のある場所”で起きていた──。
■瀬野千紘役:菅野美穂 コメント全文
お話を頂いた際に、受け取った原作の表紙の違和感や不穏な雰囲気そのままに、普通の小説とはまるで違う事実が淡々と描写されていって、それが繋がっていくところに凄く引き込まれました。PCサイトの掲示板の書き込みや、伏字など自分でその違和感を考えながら読み進める感覚は怖いんだけど、自分からその怖さを受け取りに行くような感覚で、作品の世界観に引っ張られる力のある素晴らしい原作だと感じました。最近の日本の夏は暑くて暑くて暑すぎるぐらいですけれど、この『近畿地方のある場所について』の映画で、ゾクリと凍える思いをしていただけるんじゃないかなと思います。
■小沢悠生役:赤楚衛二 コメント全文
白石監督の『テケテケ』『ノロイ』『口裂け女』をはじめ、ホラー作品は僕にとって青春だったので、お話を頂いた際にはやっと白石監督にお会いできる! と率直に思いました。原作は、近畿地方にまつわる一つひとつの新事実を突きつけられることによって、自分自身が物語の主人公のような感覚で追体験ができ、怖くもありながら真実に進んでいく楽しさを感じられる、いわゆる普通の小説以上に没入感を感じながら読ませていただきました。この映画は誰しものすごく身近にあるかもしれないという怖さと、映画としてのトリックが幾重にも仕掛けられていて、観た後にもう1回観たくなるような楽しさもあると思うので、ぜひ暑い夏にクーラーがんがんの映画館で寒くなってください。
映画『近畿地方のある場所について』予告映像
<作品情報>
『近畿地方のある場所について』
8月8日(金) 公開
公式サイト:
https://wwws.warnerbros.co.jp/kinkimovie/
(C)2025「近畿地方のある場所について」製作委員会