ゆりやんレトリィバァ初監督映画『禍禍女』2026年公開決定 特報&ティザービジュアル公開
『禍禍女』ティザービジュアル

芸人、俳優、ラッパー、声優、ラジオパーソナリティなど多方面で活躍するゆりやんレトリィバァが監督を務める映画『禍禍女(まがまがおんな)』が、2026年に公開されることが決定。併せて、特報とティザービジュアルが公開された。



2021年、あるTV番組で次に挑戦したいこととして、「映画監督」と発言したゆりやんを観た本作のプロデューサーがコンタクトを取り始動した本企画。プロデューサーは撮影までの約1年間、ゆりやんと頻繁に会って恋バナを聞き続けたという。本作は、そんなゆりやんの今までの恋愛の全てが詰め込まれた(!?)映画となる。



公開された特報は、真っ赤なリップが塗られた女性や金髪の女性、制服姿の女子たちが口々に「禍禍女」と囁く、どこかおどろおどろしくもインパクト大な映像となっている。まだまだ謎に包まれる本作の内容は、“恋愛映画”だという。「監督は誰?」と英語で問われると、真っ赤なリップの女性の正体が明かされ、本作で映画初監督を務めるゆりやんが登場。記者会見のようにゆりやんを囲むカメラマンや記者たちに、得意げに対応する姿はまさに、映画監督そのもの。



作り込まれた映像から一変、最後は、実際の撮影現場で「よーい、スタート」と声を上げる映画監督ゆりやんの姿で締めくくられる。「禍禍女」という聞き慣れないワードがとにかく耳に残る、そんな特報となっている。



ティザービジュアルは、笑顔のゆりやんにデカデカと書かれた「次は映画監督!」の文字が載せられ、映画監督デビューを高らかに宣言するような今のゆりやんの勢いを感じるビジュアルとなっている。



ゆりやん監督は、初の映画監督業に「昔から映画が大好きで、映画の世界に憧れがありました。この度、映画監督として初監督作品を完成できたことは大変嬉しくありがたく光栄な気持ちです。

ありがとうございます。芸人としての姿を知ってくださっている方には新たな世界をお見せできたら嬉しいですし、これから知ってくださる方は、どうか映画をとにかく楽しんでいただけましたら幸いです!」とコメントした。



さらに、作品の内容に関しては「この映画は、私の実際の恋愛を基にしたものです。もし、今まで私を振ってくれた男性方がいなかったらこの映画はこの世にはありませんでした。本当にありがとうございます! よかったです!!! 振ってくれて!!!!!」と皮肉ともとれるコメントを寄せた。



また、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで9月に開催される米国最大のジャンル映画祭『第13回Beyond Fest』にて『禍禍女』のワールドプレミアが決定。ホラー、SF、ファンタジー、ブラックコメディなどのジャンル映画の上映に重点を置くこの映画祭のメイン会場は、ハリウッドで100年以上の歴史を誇る映画の殿堂Egyptian Theatre(エジプシャンシアター)で、公式スポンサーは『パラサイト 半地下の家族』や『ANORA アノーラ』、そして今年のジャファル・パナヒ監督作『It Was Just an Accident(英題)』など、6年連続でカンヌ国際映画祭パルムドール作品の北米配給権を独占している米国配給会社「NEON」が務める。昨年のゲストは、アル・パチーノ、キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロック、ジェームス・キャメロン監督、サム・ライミ監督、ショーン・ベイカー監督など、ハリウッドで名だたる俳優・監督たちを迎え、観客動員としても米国最大級の映画祭だ。



『禍禍女』の選定理由について、作品選定責任者のエヴリム・エルソイは、「『禍禍女』はまさに“とんでもない大発見”だ。映画祭のプログラマーが常に“こんな作品と出会いたい”と願ってやまないような1本。恐怖と奇抜さ、その両面が見事に同居している本作は、映画界に登場した新たな才能の鮮烈なデビューを、まさに衝撃とともに告げるものだ。BeyondFestがこの作品を世界に先駆けて紹介できることを、心から誇りに思う」とコメントを寄せた。



ゆりやん監督は「映画祭で上映いただけること、まさか初めての映画祭がLAで参加させていただけるということ、本当に光栄で身の引き締まる思いです。ウエストの引き締まる思いです」と持ち前の笑いをこめた喜びの声を寄せている。



映画『禍禍女』のキャストやストーリーなどは今後発表される予定だ。



■プロデューサー・髙橋大典(K2 Pictures)コメント
天才・ゆりやんレトリィバァの独創的な感性が、映画監督という新たな表現領域でついに爆発します。
ゆりやん自身に見え隠れする「禍禍しさ」を恐ろしく煮詰めて、芸人として鍛え抜かれたとっておきのユーモアと、時にヒリつくような人間観察力をフル稼働し、新たなエンターテインメント作品に昇華していただきました。恋愛、恐怖、笑い……普段交わることのないジャンルを無尽蔵に横断する強烈な一撃が、世界に放たれる瞬間に立ち会うことができ、プロデューサーとして心から嬉しいです。ゆりやんからわき出る得体のしれない面白さをぜひ劇場で体験ください! とにかく、沢山の人たちに観てもらうのが楽しみで仕方ないです! 映画『禍禍女』ご期待ください。



◼監督・ゆりやんレトリィバァ コメント



ゆりやんレトリィバァ初監督映画『禍禍女』2026年公開決定 特報&ティザービジュアル公開

昔から映画が大好きで、映画の世界に憧れがありました。
この度、映画監督として初監督作品を完成できたことは大変嬉しくありがたく光栄な気持ちです。ありがとうございます。
芸人としての姿を知ってくださっている方には新たな世界をお見せできたら嬉しいですし、これから知ってくださる方は、どうか映画をとにかく楽しんでいただけましたら幸いです!
この映画は、私の実際の恋愛を基にしたものです。もし、今まで私を振ってくれた男性方がいなかったらこの映画はこの世にはありませんでした。

本当にありがとうございます! よかったです!!! 振ってくれて!!!!!
ありがとう!!!!!! ハリウッドいきたい!
よろしくお願いいたします! ぜひご覧ください!



『禍禍女』特報



<作品情報>
『禍禍女』



2026年公開



公式サイト:
https://k2pic.com/film/mmo

編集部おすすめ