地球上で最も危険な職業、飽和潜水士の実話を映画化『ラスト・ブレス』が公開決定 ウディ・ハレルソン、シム・リウらが共演
『ラスト・ブレス』 (C)LB 2023 Limited

今年2月に全米公開されたサバイバルスリラー『Last Breath(原題)』が、『ラスト・ブレス』のタイトルで9月26日(金) より日本公開されることが決定した。



本作は、“地球上で最も危険を伴う職業”のひとつと呼ばれている飽和潜水士の実話を映画化した作品。

飽和潜水とは、加圧室などで深海の水圧に体を慣らしてから海に入ることで、深海で長い時間、作業可能になる潜水技術のこと。



物語の舞台は水深91メートルの海底。完全な暗闇に覆われ、常人の想像が及ばない世界で主人公の飽和潜水士は命綱を失い、海上からの酸素供給も絶たれたまま置き去りにされてしまう。もはや“生存確率ゼロ”といっても過言ではない絶体絶命の危機を脱する手段はあるのか。そのとき必死の救助を試みる人々は、どのように行動したのか。



地球上で最も危険な職業、飽和潜水士の実話を映画化『ラスト・ブレス』が公開決定 ウディ・ハレルソン、シム・リウらが共演

監督のアレックス・パーキンソンは、2019年に発表した同名ドキュメンタリー映画で反響を呼び、題材となった潜水事故の裏側を知り尽くしたフィルムメーカー。実際に事故が起こった船での撮影を実施するとともに、飽和潜水の作業手順や機材など、細部のリアリティを徹底的に追求した。また、劇映画ならではのスケール感とダイナミズムを打ち出し、閉所恐怖症的なスリルがみなぎる水中シーンでは『ゼロ・グラビティ』を彷彿とさせる圧倒的な没入感を創出した。さらに、実話ものとしての再現度が極めて高い本作は、過度な誇張を避け、事故のドキュメンタリー映像も劇中で使用している。



キャストは、経験豊富な最年長の潜水士ダンカンをウディ・ハレルソン、ストイックな潜水士のデイヴをシム・リウ、そして絶体絶命の危機に見舞われる若手潜水士クリスをフィン・コールが演じる。



地球上で最も危険な職業、飽和潜水士の実話を映画化『ラスト・ブレス』が公開決定 ウディ・ハレルソン、シム・リウらが共演

地球上で最も危険な職業、飽和潜水士の実話を映画化『ラスト・ブレス』が公開決定 ウディ・ハレルソン、シム・リウらが共演

併せて、日本版予告編も公開。北海の海底に張り巡らされたパイプラインを修理するため、極寒の深海へと降下した飽和潜水士のダンカン、デイヴ、クリス。

しかし、彼らが深海に達した時、最悪の事態が起こってしまう。海上の支援船がシステムエラーを起こし、潜水中のクリスのケーブルが構造物に引っかかったのだ。緊急用の酸素残量は残り10分。その直後、命綱が切れたクリスは深海の暗闇の彼方へと放り出される。突発的な状況に直面し、パニックに陥る主人公の動揺を生々しくとらえた緊張感のある映像となっている。



『ラスト・ブレス』予告篇



<作品情報>
『ラスト・ブレス』



9月26日(金) 公開



地球上で最も危険な職業、飽和潜水士の実話を映画化『ラスト・ブレス』が公開決定 ウディ・ハレルソン、シム・リウらが共演

公式サイト:
https://lastbreath.jp/



(C)LB 2023 Limited

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