
映画『見える子ちゃん』の新たな場面写真が公開された。
本作は、カドコミ、ニコニコ漫画、pixivコミックでの累計閲覧数9,000万回、国内発行部数330万部を突破した泉朝樹によるホラーコメディ漫画を原作とした実写映画。
このたび公開されたのは、昭生がキリリとした表情で生徒会長らしく壇上に立つ姿や、みこに顔をそっと近寄せ内緒話をする様子、ユリアがMy除霊グッズを振りかざす真剣な姿、巫女装束を着てお祓いをするシーンを捉えた場面写真。生徒会長ゆえの真面目さでみこやユリアたちを気に掛ける昭生と、みこに霊視能力があると気づき、彼女に接近するユリアだが、産休に入る担任・荒井先生(堀田茜)の代理として赴任してきた霊に憑かれている遠野善(京本大我)の登場により、みこの親友で無自覚に霊を引き寄せてしまうハナに異変が……。みこと昭生、ユリアの3人は、ハナに異変をもたらした正体を突き止めるために動き出すのだが──。



昭生は原作には出てこないオリジナルキャラクターで、突然霊が見えるようになってしまったみこの霊視能力にいち早く気づき、何かとみこを気にかける冷静沈着でどこか大人びた雰囲気を持つ存在。山下は、「原作には出てこないオリジナルキャラで僕にかかっていると思いました。ストーリーテラーというか説明の芝居が多かったので、セリフ量も多かったりして、昭生と作品を面白くするのも僕にかかっているなって勝手に思いました(笑)」と、オリジナルキャラクターであるとともに、説明的役割を担う難役で作品の鍵を握る人物であることも明かしている。
また、なえなのはユリアを演じるにあたって、台本を読んで劇中で九字切りをするシーンがあることを知り、「なんだこれは(笑)」と思ったという。“九字切り”とは、日本の伝統的な護身術のひとつで「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」と9つの文字を唱え、指で空中に縦4本、横5本の線を描いていくもの。主に災いなど悪いことから身を守るために行われるといわれ、かなり複雑な指の動きが必要になるのだが、「『臨』の手が難しかったので資料を送られてきたときに“こんなに指曲がる? 終わったな”と思いました(笑)」と明かしている。劇中でも場面写真のように霊能力を活かして霊に対峙するシーンを見ることができる。
<作品情報>
映画『見える子ちゃん』
6月6日(金) 公開
公式サイト:
https://movie-mierukochan.jp/
(C)2025『見える子ちゃん』製作委員会