「ジル・アパップ 珠玉のヴァイオリンリサイタルwithフレンド」 その笑顔は偏西風に乗って

20世紀を代表するヴァイオリニスト、ユーディ・メニューインに、“21世紀の真のヴァイオリニススト”と称えられた名手、ジル・アパップのコンサートが開催される。



アルジェリアのフランス人家庭に生まれたアパップは、幼い頃から音楽の才能を示し、フランスで勉強した後にアメリカに渡り、カーティス・インスティテュートに学んでいる。

しかし、キャリアの初期に、国際的な音楽業界の制約から離れることを決意し、独自の世界での活動を模索。それが今のアパップのスタイルを形作る基礎になったことが想像できる。



クラシックの定番レパートリーに、ジャズやフォークなどの世界中のジャンルを組み合わせた独特の演奏は、圧倒的なヴィルトゥオジティと音楽に対するユニークなアプローチによって世界中の聴衆を魅了。聴く人に大きな喜びをもたらしていることが最大の特徴だ。



「ジル・アパップ 珠玉のヴァイオリンリサイタル with フレンド」と題された今回の来日公演においては、ピアノの高木洋子&ギターの柴田杏里および、ギター・アンサンブル「カンパニージャ」との共演が予定され、クライスラーの小品やタルティーニの「悪魔のトリル」などのヴァイオリンの定番曲から、ファリャにヴィヴァルディなどの幅広いレパートリーが披露される。



“その笑顔は偏西風に乗ってやってきた”と表現される圧巻のステージに期待したい。



ジル・アパップ 珠玉のヴァイオリンリサイタルwithフレンド

■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2525401(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2525401&afid=P66)
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2525402(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2525402&afid=P66)



9月21日(日) 14:00開演
磯子区民文化センター 杉田劇場

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