舞台『熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン 2025』(演出:中屋敷法仁)が12月18日(木)から28日(日)まで東京・紀伊國屋ホールにて上演される。『熱海殺人事件』は1973年に発表された、つかこうへいの代表作。
今回の上演版では、昨年のキャストが続投する。多和田任益が主人公・木村伝兵衛部長刑事を演じ、水野朋子婦人警官役には、木﨑ゆりあ。嘉島陸が速水健作刑事役を務め、容疑者・大山金太郎には、鳥越裕貴が登場する。
初日を前に取材に応じた多和田は、「昨年の大千秋楽の景色が忘れられずにいる。僕たちにとっても思い入れのある作品」だと語り、「つかさんが書いた美しい言葉と世界観を、僕らの熱量を通して浴びることで、高揚感を感じてもらえれば。ぜひ、今のモンテも観ていただきたいです」とアピールした。
稽古期間はわずか1週間だといい「でも、誰も心配そうにしていない。このメンバーなら大丈夫という信頼感があって、絆が仕上がっていると感じる」と共演陣に全幅の信頼。稽古期間が短い分、「振り付けに時間を割いた」そうで、「(所属する)梅棒の先輩、野田裕貴に来てもらい、ブラッシュアップする時間があった。突き詰めてバージョンアップした踊りは、再演で変化を起こせる要素だと思う」と自信を示した。
嘉島も「昨年出会って、とても大好きになった作品。
「去年よりもチャレンジ精神を出したい」と抱負を語る一方で、「パワーアップしたい気持ちが出過ぎて、脱線が始まることも。先輩方に引き戻してもらえれば」とフォローを求める様子も。多和田は「(嘉島は)めっちゃ末っ子なので、そこがいいバランスになっている」と目を細めた。
木﨑は「去年と同じメンバーで演じられるので、少しだけ“遊び”を多めに、楽しく賑やかなモンテをお届けしたい」と気合十分。歌唱シーンについては、「余裕を持って、ハートで歌わせてもらっている」と話していた。
そして、鳥越は「この年末の時期、愛の物語を上演できるのがとてもうれしい。ここに来てくだされば、愛が育まれると噂になっているので(笑)、ぜひお越しいただければ」とアピールし、「ただの再演で終わらせない。そのテンションは、みんなに共通している」と絆を確かめ合っていた。
取材・文・撮影:内田涼
<公演情報>
『熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン 2025』
作:つかこうへい
演出:中屋敷法仁
振付:野田裕貴(梅棒)
出演:多和田任益、嘉島陸、鳥越裕貴、木﨑ゆりあ
2025年12月18日(木)~28日(日)
会場:東京・紀伊國屋ホール
関連リンク
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/atami-2025/(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2536859&afid=P66)
公式サイト:
http://rup.co.jp/stage/atami_2025.html

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