東京サンシャインボーイズ復活公演『蒙古が襲来』も！ PARCO劇場で話題の舞台作品を一挙上映する『PARCO デジタル・アーカイブ・シアター 2025』開催決定

『PARCO デジタル・アーカイブ・シアター 2025』が、2025年7月12日(土) から21日(月･祝) に東京・PARCO劇場で開催される。

本イベントでは、8K高画質で収録された舞台作品を劇場の大スクリーンで上映。

今回はパルコ・プロデュース公演5作品を一挙上映。三谷幸喜主宰の劇団東京サンシャインボーイズ復活公演として、2025年2月から5月に全国10都市で上演され、各地で完売した話題作『蒙古が襲来』のツアー最終地・沖縄公演の模様を8K高画質で収録した映像の上映に加え、三谷、吉田羊をはじめとする出演者によるアフタートークも実施される。ほかにも、三谷自身の演出で上演した名作喜劇『笑の大学』、演出家ショーン・ホームズが現代に蘇らせたチェーホフの『桜の園』とシェイクスピアの『リア王』、栗山民也の演出でヴァージニア・ウルフの名作を翻案した『オーランド』を上映。各作品は2023年から2024年にかけて東京・PARCO劇場や東京・東京芸術劇場 プレイハウスで収録された作品となる。

また、7月23日(水) から27日(日) には、日本の舞台芸術のデジタルアーカイブ化や、映像配信を推進しているEPADの収蔵アーカイブから厳選した5作品を上映する『EPAD Re LIVE THEATER in PARCO～時を超える舞台映像の世界～』を、同じく東京・PARCO劇場で開催。蜷川幸雄七回忌追悼公演『ムサシ』、イキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』などが上映されるほか、関係クリエイターによるトークイベントも実施される。

イベントのハイライトとなる7月25日(金) 18時からはPARCO＆EPAD特別上映企画として、演出家ピーター・ブルックの生誕100周年を記念し、『マハーバーラタ8K修復版』の世界初の8K高画質上映が行われる。この特別上映では、ピーター・ブルックの息子であり本作の8K修復を手掛けたサイモン・ブルックと、『マハーバーラタ』音楽監督の土取利行をゲストに迎えたトークイベントも予定されている。

＜イベント情報＞
『PARCO デジタル・アーカイブ・シアター 2025』

2025年7月12日(土)～21日(月･祝)
会場：東京・PARCO劇場

＜上映作品＞
■PARCOアーカイブ作品上映
『蒙古が襲来』

作・演出:三谷幸喜
出演：相島一之、阿南健治、伊藤俊人、小原雅人、梶原善、甲本雅裕、小林隆、近藤芳正、谷川清美、西田薫、西村まさ彦、野仲イサオ、宮地雅子、吉田羊
※2025年5月、ツアー最終地の沖縄・那覇文化芸術劇場なはーとで収録

【上映日】
2025年7月12日(土) 14:00／18:00
2025年7月13日(日) 14:00
2025年7月14日(月) 14:00
2025年7月15日(火) 14:00
2025年7月16日(水) 14:00
2025年7月17日(木) 14:00
2025年7月18日(金) 14:00
2025年7月19日(土) 14:00／18:00

【アフタートーク】
2025年7月12日(土) 14:00：三谷幸喜、吉田羊
2025年7月12日(土) 18:00：相島一之、宮地雅子
2025年7月14日(月) 14:00：梶原善、小林隆
2025年7月15日(火) 14:00：近藤芳正、野仲イサオ
2025年7月17日(木) 14:00：谷川清美、西村まさ彦、西田薫
2025年7月18日(金) 14:00：甲本雅裕、小原雅人、阿南健治

※WOWOWでは2025年7月26日(日) 17:00より、2025年2月の東京・PARCO劇場公演の映像を放送・配信。13台のカメラで完全収録した映像を臨場感あふれる編集で楽しめるほか、三谷幸喜インタビューほか、復活公演の裏側に密着したドキュメントもWOWOWオンデマンドで配信。

『笑の大学』

作・演出：三谷幸喜
出演：内野聖陽、瀬戸康史
※2023年3月、東京・PARCO劇場で収録

【上映日】
2025年7月13日(日) 18:00
2025年7月15日(火) 18:00
2025年7月17日(木) 18:00

『桜の園』

作：アントン・チェーホフ
英語版台本：サイモン・スティーヴンス
翻訳：広田敦郎
演出：ショーン・ホームズ
出演：原田美枝子、八嶋智人、成河、安藤玉恵、川島海荷、前原滉、川上友里、竪山隼太、天野はな、市川しんぺー／松尾貴史、村井國夫
※2023年8月、東京・PARCO劇場で収録

【上映日】
2025年7月20日(日) 12:00

『リア王』

作：W・シェイクスピア
翻訳：松岡和子
演出：ショーン・ホームズ
出演：段田安則、小池徹平、上白石萌歌、江口のりこ、田畑智子、玉置玲央、入野自由、前原滉、盛隆二、平田敦子／高橋克実、浅野和之
※2024年3月、東京・東京芸術劇場 プレイハウスで収録

【上映日】
2025年7月20日(日) 17:00

『オーランド』

原作：ヴァージニア・ウルフ
翻案：岩切正一郎
演出：栗山民也
出演：宮沢りえ、ウエンツ瑛士、河内大和、谷田歩、山崎一
生演奏：越川歩
※2024年7月、東京・PARCO劇場で収録

【上映日】
2025年7月21日(月･祝) 17:00

■PARCO & EPAD 特別上映企画
ピーター・ブルック生誕100周年記念
ピーター・ブルックの『マハーバーラタ8K修復版』
※8K世界初上映

演出：ピーター・ブルック
脚本：ピーター・ブルック、ジャン・クロード・カリエール、マリ・エレーヌ・エティエンヌ
出演：ピーター・ブルック・カンパニー
※本作はピーター・ブルック監督による舞台『マハーバーラタ』の映像化作品で、ライブパフォーマンスの収録作品ではございません。

【上映日】
2025年7月25日(金) 18:00

チケット情報：
https://w.pia.jp/t/pda2025/（https://ticket.pia.jp/pia/ref.do?url=https%3A%2F%2Fw.pia.jp%2Ft%2Fpda2025%2F&afid=P66）

＜同時開催＞
『EPAD Re LIVE THEATER in PARCO ～時を超える舞台映像の世界～』

2025年7月23日(水)～27日(日)
会場：東京・PARCO劇場

＜上映作品＞
ケムリ研究室 no.3『眠くなっちゃった』

作・演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ
※2023年10月、東京・世田谷パブリックシアターで収録

【上映日】
2025年7月24日(木) 18:00

【ユニバーサル上映】蜷川幸雄七回忌追悼公演『ムサシ』

作：井上ひさし（吉川栄治『宮本武蔵』より）
オリジナル演出：蜷川幸雄
演出：吉田鋼太郎
音楽：宮川彬良
※2021年9月、埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホールで収録

【上映日】
2025年7月26日(土) 12:00

【ユニバーサル上映】東京芸術劇場『気づかいルーシー』（2022）

原作：松尾スズキ（千倉書房『気づかいルーシー』）
脚本・演出：ノゾエ征爾
※2022年9月、東京・パルテノン多摩 大ホールで収録

【上映日】
2025年7月26日(土) 18:00

イキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』

原作：小泉八雲
脚本・演出：前川知大
※2024年8月、東京・東京芸術劇場 シアターイーストで収録

【上映日】
2025年7月27日(日) 14:00

【アフタートーク】
出演：前川知大（作・演出）、福井健策（弁護士、EPAD代表理事）
聞き手：濱田元子（毎日新聞論説委員兼学芸部編集委員）

こまつ座『母と暮せば』

原案：井上ひさし
作：畑澤聖悟
演出：栗山民也
※2024年8月、東京・紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYAで収録

【上映日】
2025年7月27日(日) 18:30

※【ユニバーサル上映】とは？
EPADとバリアフリーな劇場体験を目指す「THEATRE for ALL」があらゆる人に開く豊かな鑑賞体験。今回は、バリアフリー字幕・音声ガイドが付いている会を開催。また、蜷川幸雄七回忌追悼公演『ムサシ』の終映後には、ゲストを迎えて観客と感想を語り合う参加型トーク「みんなでかんじる・かんがえる」を開催。

チケット情報：
https://w.pia.jp/t/epad-re-live-theater/（https://ticket.pia.jp/pia/ref.do?url=https%3A%2F%2Fw.pia.jp%2Ft%2Fepad-re-live-theater%2F&afid=P66）

公式サイト：
https://stage.parco.jp/program/pda2025