年内で日本での劇場配給業務を終了するワーナー ブラザース ジャパン合同会社が配給してきた名作を特別上映するメモリアルイベント「ワーナー・ブラザース映画ファンフェスティバル」が12月23日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われた。
日本国内での100年の歴史の集大成として、珠玉の洋画・邦画作品の中から厳選された13タイトルが特別上映。
上映前には、シリーズ全作を手がけた大友啓史監督、アクション監督の谷垣健治氏が登壇。さらに、佐藤健(緋村剣心役)、武井咲(神谷薫役)、青木崇高(相楽左之助役)、土屋太鳳(巻町操役)がサプライズで駆け付け、劇場は大きな拍手と歓声に包まれていた。
シリーズ5作を通して、主人公・緋村剣心を熱演した佐藤は「僕にたくさんの出会いと仲間を与えてくれた『るろうに剣心』は、僕の誇りであり、自慢であり、宝物です」と『るろうに剣心』への深い思い入れを語り、「そのきっかけをくれたワーナーさん、ありがとうございます」と感謝を伝えていた。
撮影当時は「本当に今日を生き延びるので精一杯の日々。未来(シリーズ化)を考える余裕はなかった」そうで、「ジャンプ連載でアニメ化もされた原作を、どう実写化すべきか。当時は誰も正解がわからなかった」「でも、大友さんが『リアルに落とし込むんだ』と言い続けていたのを覚えていて。結果的には、それが唯一の正解だった」と、『るろうに剣心』の実写化がもたらした成果を強調していた。
第1作目の撮影時、武井はデビュー間もない10代後半で、「相手にされていないというか。試されている感覚と、それに応えるプレッシャーがあり、怖かった」と振り返り、「その後、人生の節目節目で携わらせていただき、自分にとっては帰ってくる場所だと実感している」と、シリーズと共に成長した自身の思いを語った。
青木は「タフな現場で毎日へこみそうでしたが、楽しみにしてくださるファンの皆さんからエネルギーをもらって、次の作品に注入できた」「そういう熱気に包まれた、忘れられない作品ですし、配給してくださったワーナーさんにも感謝したい」とファンとワーナー双方に謝意。土屋は「私の人生を変えてくれた作品」と熱弁していた。
取材・文・撮影:内田涼
<作品情報>
『るろうに剣心』(2012)
1994年~99年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、テレビアニメ化もされて人気を博した和月伸宏の剣客漫画『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』を実写映画化。伝説の「人斬り抜刀斎」と名高い緋村剣心が明治維新以後、殺さずの誓いをたて、決して人を斬ることのできない「逆刃刀」を携えて町から町へ流浪の旅を続ける姿を描く。

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