
ディズニーによる実写映画『シャッフル・フライデー』が、9月5日(金)より公開される。本作で2000年代のアイコンであり近年人気が再燃しているリンジー・ローハンと、アカデミー賞にも輝く名優ジェイミー・リー・カーティスと“入れ替わって”しまうという難役に挑んだのは、若手俳優のジュリア・バターズとソフィア・ハモンズだ。
本作は、ある金曜日、家族4人が入れ替わって大混乱する、笑いと涙にあふれる感動のハートフルコメディ。『クルエラ』や『プーと大人になった僕』のクリスティン・バーと、同じく『クルエラ』や『ホーンテッドマンション』を手がけたアンドリュー・ガンがプロデュースを担当。監督は『ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢』や『AND JUST LIKE THAT…/セックス・アンド・ザ・シティ新章』のニーシャ・ガナトラが務める。
娘役ふたりのキャスティングは難航したとのことで、ガナトラ監督は「リンジー演じるアンナの娘・ハーパーと、ジェイミーが演じるテスと入れ替わるリリーには、強い説得力が必要だった」と振り返る。「あれほど有名で象徴的なふたりの女優と立場が入れ替わったときに説得力がなければ、映画が崩壊してしまう。だからこそ、面白くて、感動的で、地に足がついていて、リンジーとジェイミーを相手にしても怯まない若手俳優を見つけ出さなければならず、それは簡単なことではありませんでした。そんな中で、ジュリアとソフィアはしっかりと自分を持っていて、頭抜けていました」とコメントしている。

映画『シャッフル・フライデー』ワールドプレミアより
バターズは子役としてデビューし、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でその演技を高く評価された後、2022年にはスティーヴン・スピルバーグの『フェイブルマンズ』で主人公の妹役を演じた。一方のハモンズはNetflixドキュメンタリー映画『監視資本主義:デジタル社会がもたらす光と影』で注目され、ディズニー・チャンネルの映画『アンダーラップ ミイラのトモダチ』で主演を務めるなど活躍の場を広げている。
オーディションについてバターズは、「ベッドに座ってスナックを食べていたときにリンジーとジェイミーが出演すると書いてあるオーディションのメールを受け取って、興奮して、信じられなくて詐欺じゃないかと心配しました」と当時の心境を明かした。ハモンズも「友人がオーディションを受けると聞いて、“お願い! 私も受けさせて!”と連絡しました。リリーは“プレッピー(名門私立校の生徒風)”なイギリス人の女の子なので自信はなかったけれど、オーディションでこんなに頑張ったことはありませんでした」と振り返っている。
作品についてバターズは、「ハーパーと母・アンナの関係性には、きっとほとんどのティーンエイジャーが共感すると思う。対立して、わかってもらえないこともあるけれど、結局のところは“家族”なの」とコメント。物語の中では犬猿の仲であるハーパーとリリーだが、彼女たちを演じたふたりはとても良い関係を築いたそうで、ハモンズは「会ってすぐに私たちはもう笑い合っていたの。廊下の向こう側まで笑い声が響いていたと、監督に言われました。意気投合できる人と出会えるのってとても気持ちがいいことだけど、ジュリアもそんな相手のひとりになりました」と撮影現場の雰囲気の良さを明かしている。
<作品情報>
『シャッフル・フライデー』
9月5日(金)公開
公式サイト:
https://www.disney.co.jp/movie/shuffle-friday
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