齊藤京子が映画初主演作でカンヌに! 『恋愛裁判』深田晃司監督とフォトコールに登場
左から)深田晃司監督、齊藤京子 (C)Kazuko Wakayama

第78回カンヌ国際映画祭のフォトコール(プレス向け撮影会)に、『恋愛裁判』で映画初主演を務める齊藤京子と深田晃司監督が登場した。



『恋愛裁判』は、『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門にて審査員賞を受賞し、前作『LOVE LIFE』で第79回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に選出された深田監督の最新作。

日本のアイドル界でまことしやかにささやかれる「恋愛禁止ルール」。契約書に記載されたこのルールに反する行動をしたとして所属事務所から契約違反と訴えられ、裁判へと発展したひとりの女性アイドルの姿を描く。



本作が第78回カンヌ国際映画祭において、「コンペティション枠に収まらない良作」を集める部門であるカンヌ・プレミア部門に正式出品されたことに伴い、多数の海外メディアが集結するフォトコールに齊藤と深田監督が登場。「キョウコ!」「コウジ!」と海外メディアからの呼びかけに応じながら、カンヌの海を背に満面の笑みを見せた。撮影中の呼びかけの声の大きさもさることながら、世界中から集結した腕利きのカメラマンから「サイコー!」の声も上がる盛り上がりとなり、撮影終了後にはフォトコールでは異例の拍手喝采が沸き上がった。



齊藤京子が映画初主演作でカンヌに! 『恋愛裁判』深田晃司監督とフォトコールに登場

(C)Kazuko Wakayama
齊藤京子が映画初主演作でカンヌに! 『恋愛裁判』深田晃司監督とフォトコールに登場

(C)Kazuko Wakayama
齊藤京子が映画初主演作でカンヌに! 『恋愛裁判』深田晃司監督とフォトコールに登場

(C)Kazuko Wakayama

そして、現地時間5月22日19時15分からはワールドプレミアとなる公式上映を実施。公式上映、そしてレッドカーペットアライバルを直前に控え、齊藤は「一生に一度あるかないか、夢にも思っていなかったことなので、ここに来られたことへの感謝を噛みしめながらレッドカーペットを歩きたいと思います」と意気込む。また深田監督は、「お客様にどのように受け入れられるか楽しみ」と語り、「カンヌ国際映画祭に訪れる皆様に齊藤京子さんを紹介できる、こんなにすごい俳優さんがいるのだと知らしめられることが一番の楽しみです」とコメントした。



『恋愛裁判』は、今冬の公開を予定している。



■齊藤京子 コメント全文
海外に来たのは人生で3回目、初めてのヨーロッパで貴重な経験をさせていただいています。
アイドルの恋愛を描いた本作に、覚悟をもってオーディションを受け、撮影に臨みました。
深田監督とカンヌ国際映画祭に来られたことは私の人生において大切な思い出になるかと思います。


一生に一度あるかないか、夢にも思っていなかったことなので、ここに来られたことへの感謝を噛みしめながらレッドカーペットを歩きたいと思います。



■深田晃司監督 コメント全文
今回3回目のカンヌ国際映画祭に正式出品となり、とてもありがたいことだと思っています。2020年の『本気のしるし』は、オフィシャルセレクションに選ばれていたものの、コロナで完全に映画祭が中止になってしまいました。そのため、作品と共にカンヌに来るのは2016年以来になるので、そういった意味では感慨深いなと思っています。そして、日本のアイドル文化を題材にした本作が海外でどのように受け止められるか、カンヌのお客様の反応が楽しみです。齊藤京子さんは演技に対して真摯に向き合ってくださる方で、トップアイドルとしての存在感はもちろん、目力の強さが素晴らしく、齊藤さんのおかげで、本作は成立しました。カンヌ国際映画祭に訪れる皆様に齊藤京子さんを紹介できる、こんなにすごい俳優さんがいるのだと知らしめられることが一番の楽しみです。



<作品情報>
『恋愛裁判』



今冬公開



公式サイト:
https://renai-saiban.toho.co.jp/



(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

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