『センチメンタル・バリュー』ヨアキム・トリアー監督が明かす創作の秘密 『秒速5センチメートル』奥山由之監督とのスペシャル対談が実現
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『わたしは最悪。』のヨアキム・トリアー監督最新作『センチメンタル・バリュー』が2月20日(金)より公開される。

この度、トリアー監督と、新海誠作品では初の実写化となった『秒速5センチメートル』の奥山由之監督によるスペシャル対談が実現。その模様を収めたインタビュー映像が到着した。



先日ローンチが発表されたギャガ株式会社新設のアートハウス映画レーベル「NOROSHI」の第1弾作品となる『センチメンタル・バリュー』は、第78回カンヌ国際映画祭で同映画祭最長19分間におよぶスタンディングオベーションで会場を沸かせ、グランプリを受賞。本年度第98回アカデミー賞では主要8部門を含む9ノミネートを果たし、オスカー大本命の期待が高まっている。



これまで発表してきた作品で、日常とそこに潜む孤独な感情を繊細に描き、高い評価を受けてきた両者。本作に「家は家族を見ている、家族は家に集まる。陶酔するほどに美しい傑作」と絶賛コメントを寄せていた奥山監督は、トリアー監督に対し「この数年間で観た新作の中で本当に最も好きな作品でした」と率直な思いを伝えた。



また「映画そのものを受け取っているという感覚がいつもある」とトリアー監督作の特徴を挙げつつ、本作でも「僕自身の家族の物語のようにも受け取れた」と自分のことのように感銘を受けた姉妹のシーンについて言及。トリアー監督は、スペインの巨匠ルイス・ブニュエル監督の「私は友人のために映画をつくっている」という格言を例として挙げつつ、映画をつくる上での理想を語った。



さらに、家族を描く上でトリアー監督は小津安二郎監督に大きな影響を受けたことを明かし、小津映画を「話している人と同じくらい聴いている人を重要な存在として描いている」と分析。その視点は『センチメンタル・バリュー』における感情表現の豊かなノーラと、ほとんど聴き手であるアグネスのキャラクター性、そして彼女たちを通して家族を理解していくというプロセスに結実したという。



「どうしたらこの物語を作り出せるのか想像がつかない凄さがある」と、奥山監督が同じ監督ならではの疑問を投げかけると、トリアー監督は「それが芸術ですよね。

私たちが創ろうとしているのは“シネマ”なんです」「感情の動きや波を見つけることが映画を形作るのです」と、映画製作における持論を展開。重厚な映画論を交わしたふたりは、名残惜しそうに対談を締めくくった。



映画『センチメンタル・バリュー』インタビュー映像



<作品情報>
『センチメンタル・バリュー』



2月20日(金)公開



『センチメンタル・バリュー』ヨアキム・トリアー監督が明かす創作の秘密 『秒速5センチメートル』奥山由之監督とのスペシャル対談が実現

『センチメンタル・バリュー』ポスタービジュアル

公式サイト:
https://gaga.ne.jp/sentvalue_NOROSHI/



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