【インタビュー/フレンズ×Shiggy Jr.】ボーカル対談で明かす、対バンツアーへの期待と本音トーク「ポップスの良さ、強さを感じてほしい」
左から えみそん(フレンズ)、池田智子(Shiggy Jr.)

Interview & Text:森朋之 

フレンズとShiggy Jr.のツーマンツアー『フシギツアー』の開催が決定! 日程は2月19日(木) 大阪・梅田Shangri-La、2月20日(金) 愛知・名古屋CLUB UPSET、2月26日(木) 東京・渋⾕WWW X。極上のポップネスと魅力的なバンドサウンドを備えた2バンドの共演はまさに必見だ。このツアーに先がけ、えみそん(フレンズ)と池田智子(Shiggy Jr.)の対談をセッティング。フレンズとShiggy Jr.の関係性、バンドのボーカリストとしての立ち位置、そして、対バンツアーに向けた意気込み。ポップでしなやかなトークを楽しんでほしい。



── えみそんさん、池田さんの交流が始まったのはいつ頃ですか?



池田智子(Shiggy Jr.) いつくらいだろう?



えみそん(フレンズ) めっちゃ話すようになったのは、ザ・おめでたズのライブがきっかけかな。一昨年(2024年)の12月にワンマンライブがあって、ゲストが何人かいて。そのなかに私、いけもこちゃん(池田)もいたんですよ。



池田 ザ・おめでたズのアルバム(『COLLECT10N』)にも、フレンズ、私をフィーチャーした曲(「寶船 feat. フレンズ」「望遠鏡 feat. 池田智子」)が収録されていて。



えみそん そうそう。それ以前にもイベントやサーキットですれ違うことはあったんだけど、ちゃんと喋ったことは意外となくて。周りから「仲いいんでしょ?」と思われるくらい近しいところにいたはずなんだけど、お互いパラレルワールドにいたのかも(笑)。



池田 本当にそういう感じだよね(笑)。私はえみそんちゃんのソロのライブを観に行ったこともあったんだけど、なぜか喋ることはなくて。



えみそん もちろんShiggy Jr.のことはずっと前から認識していました。THEラブ人間をやっていた頃に(グッズなどの)イラストを黒川ナイスさんに描いてもらっていたんですけど、あるとき、黒川さんのイラストをジャケットに使ってるCDを見つけて。それがShiggy Jr.だったんです。



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えみそん(フレンズ)

池田 そうなんだ!



えみそん 聴いてみたら「こんなにポップスとして完成されていて、琴線に触れるバンドがいるんだ!」ってビックリして。ソウルっぽいアプローチも上手いし、いけもこちゃんの透き通る歌声とのバランスもいいなって。意外な組み合わせなのに、ポップスとして高尚というのかな。とにかくカッコイイなと思っていました。



池田 うれしい。私もフレンズに対して、近しい印象がありました。Shiggy Jr.の結成は2013年なんですけど、あの頃はアイドルのシーンが盛り上がっていて、ポップスが聴かれる土壌があった気がしていて。そんななかで“バンドだけどポップス”みたいな人たちがちらほら出始めた時期だったんです。Shiggy Jr.はギターの原田茂幸が曲を書いて、私が歌うという分業制だったんですけど、そういうスタイルのバンドはまだ少なかったから、「フレンズもがんばっているから、私たちもがんばろう」みたいな気持ちもありましたね。



えみそん そうかー。



池田 えみそんちゃんの声も好きでしたね。ソウルっぽいっ曲にカチッとハマる感じがすごくよくて、羨ましいなって。



── 男女混成バンドであり、ポップスを志向。音楽的な方向性を含めて、共通項が多いですよね。昨年7月には初の対バンライブも実現しました。



池田 去年の春に私たちが再集結したのを記念して、ライブナタリーさんがイベントを組んでくれて。「対バン相手どうしますか?」という話のなかで、ぜひフレンズとやりたいなと思って、お声がけしました。



えみそん すごく楽しかったです。相性がめちゃくちゃ良くて、「何でもっと早くやらなかったんだろう?」って(笑)。お客さんも両方とも楽しんでくれていて、うれしかったですね。



池田 そうだよね。ツーマンライブって「この人はShiggyのファンだな」「対バン相手が好きなんだな」ってわかったりするんですけど、フレンズとの対バンのときは、どっちのファンかわからないくらい一緒に盛り上がってくれて。



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池田智子(Shiggy Jr.)

えみそん ライブの帰りにいけもこちゃんとふたりでおでん食べたんですよ(笑)。



池田 メンバーは忙しそうだったから、ふたりだけで(笑)。“男性メンバーのなかに女性メンバーがひとり”って、色々思うところもあって。励まし合ってました(笑)。



えみそん メンバーにはめっちゃ気を使ってもらってるんですけどね(笑)。ライブのときの写真撮影とか普段の事務的なこととか、細かいことに気づかないこともあって。



池田 そんな話ができる人もあまりいないので、うれしかったです。フレンズとShiggy Jr.は活動を始めた時期もけっこう近いんですけど、時間が経つにつれて、周りのバンドが少しずつ減ってきて。Shiggyはかなり間が空きましたけど、“お互い続いている”というだけで貴重だなと。しかも音楽性も近いって、本当にレア。



えみそん Awesome City Clubも同じ時期のバンドなんですけど、3月いっぱいで活動休止じゃないですか。スリーマンやってみたかったなって。



池田 ホントだね。



── フレンズは1回も止まってないですよね。



えみそん そうですね。メンバーの脱退、卒業はありましたけど、その間も止まらずに進んできたので。



池田 すごいよね。



えみそん Shiggyの休止期間はどれくらいだったんだっけ?



池田 2019年に解散して、2024年の3月に再終結を発表したので、4年半くらいかな。コロナの時期もあったから、ちょっと時間の感覚が違うんですけどね。



えみそん ソロでも曲を出してたよね。



池田 音源は何曲か出したけど、ライブをしっかりやっていた感じでもなくて。「ここからどうやって自分の生活と音楽のバランスを取っていこうか?」と模索していた時期だったかな。メンバーはサポートミュージシャンにシフトしたり、別のバンドを精力的にやっていたので、そこはかなり差があったかも。



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えみそん 久しぶりにShiggyが始まって、どう?



池田 みんな大人になった(笑)。いちばん違うところは、マネージャーさんがいないことかな。全部自分たちで決められるし、決断も早くて。それはすごく新鮮だし、みんな逞しくなったなって。



えみそん フレンズもまったく一緒ですね。マネージャーは欲しいけど。



池田 おでん屋さんでもその話してたよね。



えみそん ホームページやファンクラブの管理だったり、SNSの更新だったり。経理もチェックしなくちゃいけないし、ゲームやってるときと同じくらい時間が溶けちゃうんですよ。



池田 そういうモードとステージに立つときもモードの切り替えが難しいよね。



えみそん 「お世話になっております」ってメールして、その後「イェーイ!」って曲を作ったり(笑)。



── えみそんさんはメインソングライターでもあるので、やること多いですよね。



えみそん いつの間にか(笑)。曲に関しては、メンバーからも「こういう曲はどう?」って意見をくれるので、だいぶ助かってるんですけどね。どっちにしてもマネージャーさんは必要なので、手伝ってくれる人がいたら連絡ください(笑)。



── やはりバンドにはソロ活動とは違う魅力がある?



えみそん そうですね。いろんな人の思考が入って、フレンズという個性になるというか。すごく絶妙なバランスで成り立っているし、活動を重ねて軸を強めていくのがバンドの面白さなのかなって最近思っています。慣れ合いはよくないけど、お互いにやりたいことをディスカッションすることでいいものが生まれたり。ライブもそう。私はボーカルだから前に出るのが当然だけど、自分が歌うことで「この人たちの演奏、すごいんだよ」というところも押し出したくて。



池田 すごく共感します。メンバーそれぞれの個性やバートがあって、バンドというひとつの生き物になってるというか。私はすごく緊張しいなんですけど、ベースの森夏彦、ドラムの諸石和馬は場数も踏んでいるし、もともとナーバスにならないタイプで、彼らに励まされることも多くて。あと、それぞれに人生があるじゃないですか。各々に浮き沈みがあって、それがひとつの場所に集まって、音楽をやって。同じ曲でも日によって出てくるものが全然違うし、それはお客さんにもちゃんと伝わっているんですよね。



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── そしてこの2月にはフレンズとShiggy Jr.による東名阪ツーマンツアー『フシギツアー』が開催されます。



池田 ライブナタリーの日に決まったんですよ。機材を車に積めているとき、ライブ制作の方に「すごくよかったから、ツアーにしませんか?」と提案したら、すぐ動いてくれて。



えみそん 早かったよね。去年のツーマンでもお互いのファンの方がすごく喜んでくれて。それを3カ所でやれるのはすごくうれしいです。ポップスの良さ、ポップスの強さを感じてもらえると思うので、ぜひ会場に来てほしいですね。



池田 本当にそう。大人になるとだんだん音楽を聴く時間が取れなくなったり、ライブに行くのが難しくなるじゃないですか。私もライブのたびに「いろんなことがあるなかで、ここに来ることを選んでくれたんだな」と実感するようになって。「フレンズの曲は知っているけど、Shiggyはあまりわからない」という方もいるだろうし、その逆もあると思うんですけど、今回のツアーは予習みたいなことをしなくても楽しめるんじゃないかなって。「本来、音楽ってそれでいいんじゃないかな」と思うし、えみそんちゃんが言ってたポップスの良さ、強さってそれだと思うんですよ。「どうしようかな」と迷っている方もぜひ、遊びに来てほしいですね。



えみそん 去年のツーマンでお互いの曲をコラボしたんですけど、今回もやりたいですね。



池田 前回はShiggyの「Saturday night to Sunday morning」にえみそんちゃんに入ってもらって。私はフレンズの「夜にダンス」に入れてもらいました。今回のツアーのセトリを作っているときも、「えみそんちゃんに歌ってもらえそうな曲がいっぱいあるね」って話してました。



えみそん ぜひ!



【インタビュー/フレンズ×Shiggy Jr.】ボーカル対談で明かす、対バンツアーへの期待と本音トーク「ポップスの良さ、強さを感じてほしい」

── お互いのバンドの好きな曲を教えてもらっていいですか?



池田 たくさんあるんですけど、最近は「Beautiful Lady」が好きですね。新しいアルバム(『テン・シティ』)の曲なんですけど、すごくキャッチーで。えみそんちゃんのソウルっぽい歌声と可愛い歌詞のバランスにもキュンとしちゃいます。



えみそん うれしい! Shiggyの好きな曲もめちゃくちゃありますね。今日聴いていたのは「僕は雨のなか」ですけど、今思い浮かんだのは「GHOST PARTY」かな。



池田 ちょっと意外(笑)。



えみそん (笑)。MVも大好きです。「恋したらベイベー」とかも好きなんですけど、どの曲も1回聴いたら忘れないし、脳内でずっと再生されるんですよ。



──『フシギツアー』というタイトルは?



えみそん ザ・おめでたズのヒヒにフライヤーのイラストを頼んだら、「『フシギツアー』はどうですか?」と提案してくれて。



池田 フレンズとShiggy Jr.の頭文字をくっつけて。



えみそん いいよね。グッズも可愛くできたので、ぜひ楽しみにしていてください。



── 今回のツアーは両バンドにとっても大きな意味があると思います。今年の活動はどうなりそうですか?



池田 今年はリリースができそうです。ライブのペースを決めるのはなかなか難しいんですけど、メンバーそれぞれの活動を見ながらやっていけたらなって。ファンの方も「みんなのペースでいいから続けてほしい」と言ってくれていて。それを励みにがんばります!



えみそん フレンズは4月から5月にかけてワンマンツアー(『”テン・シティ” Release TOUR シチュエーション・コメディ ~ On The Road ~』)があります。年末にも何かやりたいなと思っているし、10周年イヤーから11年目に突入して、ガンガン動いていきたいですね。曲もいっぱい作りたいし、でっけえ花火打ち上げます!



【インタビュー/フレンズ×Shiggy Jr.】ボーカル対談で明かす、対バンツアーへの期待と本音トーク「ポップスの良さ、強さを感じてほしい」

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<公演情報>
フレンズ × Shiggy Jr. ツーマン『フシギツアー』

2月19日(木) 大阪・梅⽥Shangri-La
開場 18:30 / 開演 19:00

2月20日(金) 愛知・名古屋CLUB UPSET
開場 18:30 / 開演 19:00

2月26日(木) 東京・渋⾕WWW X
開場 18:15 / 開演 19:00

【チケット情報】
前売:5,000円(税込/ドリンク代別)
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2545745(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2545745&afid=P66)



関連サイト

フレンズ オフィシャルサイト
https://friends-jpn.com/



Shiggy Jr. オフィシャルサイト
https://bandbox.co.jp/pages/shiggyjr



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