「8号車にとって僕は“ひとり”だから」――船津稜雅が語る、信頼でつながる距離感と“かわいい”の正体
(撮影/稲澤朝博)

大友花恋が主演を務めるTOKYO MXの新ドラマ『あざとかわいいワタシが優勝』に船津稜雅(超特急)が出演する。

ドラマのレギュラー出演はほぼ初となる船津が今回挑むのは、主人公・琴音のいる本社へ異動してきたイケメン上司の清水将貴。将貴は容姿端麗で性格もよく、社内での業績もトップとまさに「理想の上司」そのものというキャラクターで、琴音とライバル・なず奈(桜井玲香)の2人に狙われながらも、その好意にまったく気付いていないような天然な一面もある役だ。

そんな船津に“あざとい”とはなんなのか、信頼があるからできる8号車(超特急ファンの呼称)との交流についてまで。話を聞いた。



今回演じた清水将貴は「僕の真逆な存在」

「8号車にとって僕は“ひとり”だから」――船津稜雅が語る、信頼でつながる距離感と“かわいい”の正体

――船津さんが演じた清水将貴は容姿端麗で性格もよく、社内での業績もトップとまさに「理想の上司」という、非の打ち所がないキャラクターです。



そうなんですよね。世の中の女子たちが求めているであろう三拍子が揃っている、いわば完璧な存在で引きこもりオタクニートな僕とは真逆な存在だなと……。



――そんなことないですよ。



いやいや、対義語みたいなものですよ! なので、役のオファーを受けた時は「真逆やん」っていろんな意味で衝撃を覚えました。それでいて、掴みきれない、天然な一面もあって、彼自身もあざといキャラクターなので、僕でいいのかなと思いましたね。



――自分とは真逆な役を演じることについて、プレッシャーはありましたか?



ここまでたくさんの出番があるドラマに出演するのは今回が初めてですし、漫画原作の作品を背負うという意味でもプレッシャーがありました。ただ、共演者の皆さんが、ドラマのシーンの中で課長・清水将貴として、接してくださるわけで。そういうのを通じて、少しずつ自覚が湧いてきましたし、自分でも役に対して納得できるようになりました。正直、短期間でバーっと撮影したというのもあって、「あのシーンもう撮ったっけ?」と思うくらい、気づいたら終わっていたというのも本音なんですけど、すごく温かくて楽しい現場だったなと思います。



「8号車にとって僕は“ひとり”だから」――船津稜雅が語る、信頼でつながる距離感と“かわいい”の正体

――ドラマの現場ということで、普段、超特急としてお仕事している時とは心づもりも違うのではないかと思います。どういうふうに臨みましたか?



正直ふざけたかったんですけど、すごく緊張していたのと、課長という役柄もあってふざけられませんでしたね……。オフといえども、課長像を崩さないほうがいいのかなと。空き時間も、ずっとセリフをぶつぶつと呟きながら覚えていました。ただ、撮影を重ねるごとに空き時間の会話は少しずつ増えていって、シーンとしている空間というわけではなかったですね。



――初対面の方が多い現場は得意なタイプですか?



うーん……すごい得意というわけではないです。特に何度か会う人との初対面は。



――どういうことでしょう?



例えばですけど、お店とかに入ると人生の中で一度しか会わないような人にも出会うじゃないですか。そういう時は、僕、何も考えずに喋れるんですよ。ただ、そうじゃない場合って、相手の感情をマイナス思考で深読みしちゃいがちで「こう思われてたら嫌だな」とかって定期的に考えちゃうんですね。



――わかる気がします。そういう場合、どうやって対策しているのでしょうか?



極論ですけど、人ってそんなに考えていないと思うようにしています。たぶん話した内容だって、大抵の場合は翌日になったら忘れているから、僕はもうそうやって割り切って考えちゃっていて。それに意外と自分が人に対してそうであるようにプラスに考えていることって多いなと。こういうふうに割り切るか、プラスの方向で考えるかということを意識した結果、今はもう余計なことを考えないようにしています。



メンバーで一番あざといのは……?

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――今回のドラマのテーマが“あざとさ”ということで、船津さんは率直に“あざとさ”ってなんだと思いますか?



ちょっと前までは、ナルシストじゃないですけど、自分の見せ方とか良さというものを理解している上で、相手にそれを演出して、自分の思い通りに事柄を運ばせるというイメージがありました。当時の感覚で言うと、ズル賢いみたいなイメージが。でも、今回のドラマに出会ってから、その感覚が変わったんですよね。



――どういう風に変わったのでしょう?



ある種、自分らしくいるっていう方法なのかなって。自分磨きだったり、研究だったり、計算だったり、あざといっていうこと自体がそれを成立させるための努力なのであって、周りに迷惑だとかマイナスを生まないで自分をプラスにする1つのエネルギーなのかな、と。



――なるほど。ちなみにその考えで言うと、超特急のメンバーで一番あざといのはどなたでしょう?



いないです(即答)。



――みなさん自分磨きなどの努力をされていらっしゃるイメージがありますよ?



うーん……計算しているかどうかは別として、あえてあげるならシューヤですかね。Instagramを見ていただけるとわかると思うんですけど、彼は自分の見せたい形というのがすごくはっきりしていて。「かっこいいだろ?」みたいな思いがあって、成立するあざとさを持っているなと。僕にはない部分だなと、勉強になります。



「8号車にとって僕は“ひとり”だから」――船津稜雅が語る、信頼でつながる距離感と“かわいい”の正体

――ライブ中の船津さんを見ていると、ご自身のカッコいいを熟知しているのではないかと言うくらい見せ方が上手いなと感じていたので、意外でした。



自分では、全く思わないですよ! 正直、かっこよく決める瞬間は、いまだに恥ずかしいので、勢いで乗り切っているので(笑)。『Kiss Me Baby』とかは、直前ぐらいに「うわ、この後、カメラに抜かれるの俺や! どうしようどうしよう」って焦ってからの「よしちょっと唇触っとくか!」「体なぞっとくか!」っていう心の内なのでね。



――そうなんですか! 8号車のみなさんも見方が変わってきそうですね。



それはそれで嫌だな(笑)。あまり注目しないでください(笑)。



ファンである8号車をかわいいと思う瞬間

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――ちなみに、自分自身に対してあざといと感じる部分は?



それがね、マジで見つからないんですよ。うーん……たまに、言い間違いとかして「天然」とか「またやってるよ~」みたいな反応をされることはあるんですけど、それに関しては、まじで凡ミスだし、無知なだけなので、自分的には「そういうんじゃないんだよな~」って思っちゃうし……。



――そうなんですね! でも、先程おっしゃってた話の中でのあざといという意味では、8号車の皆さんを常に楽しませようと努力されてるところとかも当てはまるのではないかなと、思いました。SNSでお見かけしましたが、ファンの持ち物検査から担当する演者さんってなかなかいないと思うので……。



うわ! 流れてきちゃいましたか!? いや~あのイベントは、よく考えたら破綻してるんですよね。言ってしまえば、演者である僕に近づかせないためのチェックなのに、本人がするなんて……。もし危険物があったらアウトじゃないですか?



――たしかに。信頼の上で成り立っていますよね。



8号車が今まで築き上げてきてくれた絆や信頼、それを事務所も理解してて……っていう条件が揃ったからこそできたイベントだなと思います。本当に、多方面に感謝したいなと。



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――船津さんを楽しませようとするファンにあざとさは感じましたか?



そうですね。もちろんチェックされる前提で、用意してくれた方はもちろんですが、たまに、何も仕込んでいなくてイベント後に食べようとしていたであろうコンビニのおにぎりが入ってる方とかもいて……。それを指摘されて、戸惑っている姿は狙っていないあざとさというか、おもしろさがありました。



――素敵ですね。



それから、これもあざとさとは違うかもしれないんですけど、僕に会う数十秒のために、努力してきたことがあること。例えば髪の毛やメイクやネイルや服装に関して、僕の前に立つ時の自分の目指す形を見せようとしてくれるっていうところは、すごくかわいいし、ありがたいし、嬉しいなと思います。



――そうやって準備してきてくれる8号車に対しての船津さんはどういう心持ちでいるのでしょう?



貴重なお金をかけて、数十秒の権利を得てくれていることは忘れちゃいけないなと思っています。僕にとっては、何百人とお話ししたとしても、その人にとっては僕は1回きり、ひとりの存在なので。その人が喜ぶことには全力で応えたいですよね。まあ、イベントが終わった後は独特の疲れ方というか、脳みそが溶けそうになりますけど(笑)。



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<作品情報>
『あざとかわいいワタシが優勝』



放送日時:2026年4月2日より毎週木曜21:25~21:54<TOKYO MX1>
配信 :TVerにて無料見逃し配信、FODにて見放題配信
出演 :大友花恋 船津稜雅(超特急)・桜井玲香

累計1,100万DL突破の人気電子コミックを実写ドラマ化。「あざとかわいい」を武器に恋も人生も勝ち抜いてきた主人公・松嶋琴音(大友花恋)が史上最強のライバルと出会うことから始まる、「あざとかわいい」VS「あざとかわいい」のプライドがぶつかり合う新感覚ラブコメディ!




撮影/稲澤朝博、取材・文/於ありさ



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