スターリンやフリクションがモデル! 映画『ストリート・キングダム』熱狂の特報映像&本人比較写真公開
映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』ティザービジュアル (C)2026映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』製作委員会

みうらじゅん原作・宮藤官九郎脚本・田口トモロヲ監督の映画『アイデン&ティティ』の系譜とも呼べる新たな音楽青春映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』の特報映像とティザービジュアルが公開された。



本作では、1978年に日本の音楽シーンに革命をもたらした「東京ロッカーズ」と呼ばれるムーヴメントを描く。パンク・ロックの始祖セックス・ピストルズが解散した頃、スマートフォンもSNSも存在しない時代に、自分たちの音楽を自分たちの手で届けようとした若者たち。楽曲も録音スタジオもレコードもすべて自分たちの手で創り、新しい道を切り開いていく【D.I.Y.】のスピリットと革新的な手法を持った彼らのムーブメントは、音楽業界に風穴を開け、メジャーしかなかった世界に「インディーズ」という新しいスタイルを生み出していく。



『アイデン&ティティ』で初主演を務め、田口監督との運命的な出会いをきっかけに俳優としても活躍する峯田和伸(銀杏BOYZ)と、同作を目標としてきたという若葉竜也がダブル主演を務める。峯田はバンドたちのカメラマン兼マネージャーとなるユーイチ、若葉は「東京ロッカーズ」の中心的バンド「TOKAGE」のリーダー兼ボーカルのモモを演じる。



公開された映像は、本作の原作者でありカメラマンとしてこのムーブメントに関わった地引雄一がフィルムに収めた当時のライブシーンのスチールから始まる。当時の集合写真からオーバーラップする形で、本編映像がお披露目され、主演の峯田と若葉を中心に、吉岡里帆や仲野太賀、間宮祥太朗、中島セナ、大森南朋中村獅童といったキャスト陣が役柄に扮し、“自分の音”をかき鳴らす様子が映し出される。バンド名や人名は実際の名称からマイナーチェンジされており、リザードをTOKAGE、フリクションを軋轢、S-KENをS-TORAとするなど、リスペクトを込めた表現となっている。



また、これまで詳細が未発表だった出演者の役どころも明らかに。吉岡は「ロボトメイア」のベース・サチ(モデルは「ZELDA」の小嶋さちほ)、仲野は「解剖室」のボーカル・未知ヲ(モデルは「ザ・スターリン」遠藤ミチロウ)、間宮は「軋轢」のボーカル&ベース・DEEP(モデルは「フリクション」レック)、中島は「ロボトメイア」のボーカル・加世子(モデルは「ZELDA」高橋佐代子)、大森はS-TORA(モデルは音楽プロデューサーのS-KEN)、中村は「ごくつぶし」のボーカル・ヒロミ(モデルは「じゃがたら」の江戸アケミ)を演じる。キャストとモデルになった本人たちを比較する形での写真も公開され、いずれも再現度の高い仕上がりとなっている。



原作者の地引は一足先に完成した本作を鑑賞し、「目の前で繰り広げられる熱狂的なライブシーンを見ていると、記憶の中の40数年前の光景が甦り、ひとつに重なって、今自分がいつの時代にいるのか分からなくなってしまった。

そこに集まる誰もが『東京ロッカーズ』だったあの時代の空気がここにある」と映画へ最大級の賛辞を贈っている。さらに、「東京ロッカーズ」を取り巻くキャストとして、新たに神野三鈴、浜野謙太、森岡龍、山岸門人、マギー、米村亮太朗、松浦祐也渡辺大知の出演が発表となった。



映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』特報映像



<作品情報>
映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』



2026年3月27日(金)公開



公式サイト:
https://happinet-phantom.com/streetkingdom



(C)2026映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』製作委員会

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