海宝直人、岡宮来夢が挑む“一茶の空白の10年”。ミュージカル『ISSA in Paris』、日生劇場で幕開け
ミュージカル『ISSA in Paris』

ブロードウェイ・ミュージカル『ナイン』『タイタニック』で知られる作詞作曲家のモーリー・イェストンが、日本人クリエイター・キャストと共に日本で新作を初演する。日本文学にも造詣の深い彼が、作詞作曲のみならず原案も担い、俳人・小林一茶の”空白の10年“をファンタジックに描く『ISSA in Paris』だ。

『アナと雪の女王』の高橋知伽江の脚本・訳詞、2020年に『ナイン』日本版演出を手掛けたことでイェストンからの信頼も厚い藤田俊太郎の演出、そして海宝直人の主演により、本日1月10日(土)に東京・日生劇場で初日を迎える。



海宝が演じるのは、現代の東京に住むシンガーソングライターのISSAこと海人。スランプに陥り部屋に閉じこもっていた彼のもとに、ある日、母(彩吹真央/藤咲みどりWキャスト)の訃報が届く。呆然自失となりながら、ふと母が好きだった小林一茶の俳句を思い出す海人。著名な俳句研究家だった母は生前、小林一茶が消息不明とされている10年間、ひそかにパリに行っていたという仮説を唱えていた。天才俳人の”空白の10年“に何があったのかを突き止めるため、そして自分自身が前に進むため、海人はパリへと旅立つ。そこには、若き日の小林一茶こと弥太郎(岡宮来夢)との時空を超えた出会いが待っていて――? 出演はほかに、パリで海人に協力する現地ガイド・ルイーズ役の潤花、弥太郎がパリで出会う舞台女優・テレーズ役の豊原江理佳、革命家・ラファエル役の中河内雅貴/染谷洸太(Wキャスト)ら。



ミュージカル『ISSA in Paris』PV



イェストンは学生時代、日本文学の翻訳を学んでおり、特に感銘を受けたのが小林一茶の「露の世は露の世ながらさりながら」という俳句だったとか。我が子を失った悲しみと諦めきれない思いを、最小限の言葉で表現したこの句が『ISSA in Paris』創作の出発点となった。そんな一茶の句について、主演の海宝は本アプリのインタビューで「解釈の幅があるのは凄く魅力だなと思います。本作の原案・作詞・作曲のモーリー・イェストンさんもそこに惹かれたのではないかなと思うんですよ」とコメント。海宝はまた、「日本語ならではの言葉の広さや奥行きが、意外とミュージカルを作るうえで武器になるのではないかな」とも語っており、日本文学と世界的音楽家の豊かな邂逅が堪能できるミュージカルとなりそうだ。



文:熊田音子



★海宝直人さん×岡宮来夢さんインタビュー掲載中!(https://lp.p.pia.jp/article/series/413648/442908/index.html)



<公演情報>
ミュージカル『ISSA in Paris』



原案・作詞・作曲:モーリー・イェストン
脚本・訳詞:高橋知伽江
演出:藤田俊太郎
振付:ジュリア・チェン



出演:
海宝直人 岡宮来夢
潤花 豊原江理佳
中河内雅貴・染谷洸太(Wキャスト)
彩吹真央・藤咲みどり(Wキャスト)
内田未来 阿部裕 他



【東京公演】
2026年1月10日(土)~30日(金)
会場:日生劇場



【大阪公演】
2026年2月7日(土)~15日(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール



【愛知公演】
2026年2月21日(土)~25日(水)
会場:御園座



関連リンク

チケット情報:
https://w.pia.jp/t/issa-in-paris/(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2561902&afid=P66)



公式サイト:
https://www.umegei.com/issa2026/

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