
5月9日(金) に公開される映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』より、アントニオ・バンデラスのインタビュー映像が公開された。
本作は、全世界シリーズ累計900億円を超える『パディントン』シリーズの最新作。
『デスペラード』はじめ『マスク・オブ・ゾロ』など人気作に数多く出演。今年で65歳となるバンデラスだが、還暦を越えてもそのオーラは健在。近年では第72回カンヌ国際映画祭で男優賞を獲得した『ライン・アンド・グローリー』、A24製作の『ベイビーガール』など、これまでとはひと味違った“枯れた色気”を漂わせている。
バンデラスが本作で演じるのは、パディントンたちを危険なジャングルへいざなうワイルドでイケオジな案内人、ハンター・カボット。育ての親・ルーシーおばさんに会いにペルーへ里帰りしたパディントンと、ブラウン一家。ハンターは、謎の失踪を遂げていたルーシーおばさんを探すことになった彼らを、壮大で危険いっぱいのジャングルへといざなう重要なキャラクターだ。
「台本は出演を決める上で最も重要だ。実に筋が通った台本だった。そして面白い」と、本作の脚本にひと目ぼれし出演を即決したと語るバンデラス。「パディントンは落ち着いていて思慮深く、周囲に影響されたりイライラしたりしない。論理的に考えて物事を決めているし、周りの人たちを尊重しその意見に耳を傾けている。
さらに、本作でキャリア42年にして1人6役という新たな新境地も開拓したバンデラス。ハンター役も含め、スペインの征服者からまさかのスウェーデン人の女性パイロットまで、彼に“悪の誘惑”を囁く、黄金に憑りつかれた5人の祖先の亡霊たちを熱演。「夜中の1時か2時にメイクを始めて、朝4時か5時にやっと撮影が始まる。物凄い体験だったよ……でも大切なのは結果だ。でも後から完成した映像を見ると、やる価値はあったと思える」と撮影を振っており、バンデラスの変貌ぶりにも期待が高まる。
さらに「僕が思うに『パディントン』は子どもだけのものじゃない。僕らも子どもの時の気持ちをたまに思い出すべきだ」と胸躍る冒険はもちろん、もはやお家芸ともいえる名作映画のオマージュ、英国ならではのウィットに富んだ笑いが楽しめる本作の魅力を熱く語っている。
アントニオ・バンデラス インタビュー映像
<作品情報>
『パディントン 消えた黄金郷の秘密』
5月9日(金) 公開
公式サイト:
https://paddington-movie.jp/
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