
大阪・関西万博内で開催される「障害者の文化・芸術国際フェスティバル」の一環として、展覧会『アヴァンギャルドですが、なにか』が10月9日(木)より11日(土)まで開催される。
同展は、主に知的障害のある作家とライセンス契約を結び、作品やプロダクトの販売を通して彼らの自立、居場所づくりに取り組んでいる(株)ヘラルボニーのCAO(Chief Art Officer)黒澤浩美がキュレーターを務め、日常や個人的な経験を出発点に、既成概念を問い直す26組の作品が紹介される。
作品展示以外にも、障害者の暮らしを変革させ、広く社会に浸透していった歴史的プロダクツの変遷を紹介するコーナーや、展覧会図録や出展作家に関連したオリジナルグッズを販売、販売・調理の一部を障害のある方々が担当するフードコートも設置される予定だ。

山﨑健一《無題(不詳)》 撮影=木奥恵三

辻勇二《心でのぞいた僕の街》 2016年 撮影=木奥恵三

藤岡祐機《無題》 2006、2008年 撮影=木奥恵三
■出展者
井口直人、石野敬祐、伊藤 裕、犬塚 弘、岩瀬俊一、大川 誠、勝部翔太、古久保憲満、小林一緒、坂元郁代、高丸 誠、辻 勇二、鶴岡一義、戸舎清志、西岡弘治、野間口桂介、野本竜士、半澤真人、藤岡祐機、戸次公明、戸來貴規、前田泰宏、松本秋則+松本倫子、松本倫子、山﨑健一、渡邊義紘 (あいうえお順)
<公演情報>
『アヴァンギャルドですが、なにか』
会期:2025年10月9日(木)~10月11日(土)
会場:ギャラリーWEST(大阪・関西万博会場内)
開催時間:11:00~19:00(最終日は~15:00)
休館日 : なし
※万博入場料は別途必要