ブルース・スプリングスティーンの名作『明日なき暴走(Born To Run)』のリリース50周年を記念して、1975年のスタジオアウトテイク「Lonely Night in the Park」が初めて公式にリリースされることが決定した。
「Lonely Night in the Park」は、NYレコード・プラント・スタジオで行われた『明日なき暴走』レコーディングセッションで録音された楽曲。
1975年8月25日に全米リリースとなった『明日なき暴走』はブルース・スプリングスティーンの3rdアルバムにして大出世作。発売後1週間で全米TOP10入りし、発売直後にゴールドディスク、すぐにプラチナを獲得。また、1975年10月にTIME誌とNEWSWEEK誌の両誌の表紙を同時に飾り、『明日なき暴走』のヒットは単に音楽業界だけにとどまらず、社会現象にまでなった。
スプリングスティーン自身はこのアルバムについて「ボブ・ディランのような詩をフィル・スペクターのようなサウンドとデュアン・エディのようなギターでロイ・オービソンのように歌う」ことを目指したと語っている。これまでに全世界トータルアルバムセールスは900万枚を超える。
なお、11⽉14⽇(⾦)にはブルース・スプリングスティーンの若き⽇を描く映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』が公開される。
本作は、2023年に発表されたウォーレン・ゼインズの小説『Deliver Me From Nowhere』を基に、第82回アカデミー賞で主演男優賞・歌曲賞に輝いた『クレイジー・ハート』(2009年)のスコット・クーパー監督が、原作者のゼインズと脚本を共同執筆した作品。最大のヒットアルバム『Born In The U.S.A.』の前夜、1980年代のニュージャージーを舞台に、スプリングスティーンに何があったのかを描く。
キャストは、スプリングスティーンをジェレミー・アレン・ホワイト、マネージャーのジョン・ランダウをジェレミー・ストロング、ガールフレンドのフェイ・ロマーノをオデッサ・ヤング、スプリングスティーンの父親をスティーヴン・グレアム、そしてサウンドエンジニアのマイク・バトランをポール・ウォルター・ハウザーが演じる。
<配信情報>
「ロンリー・ナイト・イン・ザ・パーク」
デジタル配信中
配信リンク:
https://BruceSpringsteenJP.lnk.to/LonelyNightInThePark
<作品情報>
『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』
11月14日(金)公開
公式サイト:
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/springsteen
(C)2025 20th Century Studios

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