
福山雅治と有村架純が初共演する映画『ブラック・ショーマン』より、60秒の特報映像と新たな場面写真6点が公開された。
原作は、シリーズ累計発行部数が国内で78万部を突破した東野圭吾による小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』。

60秒特報では、事件の真相に迫るために警察相手にも“手段を選ばない”武史の大胆不敵な様子や、結婚を間近に控え、純白のウエディングドレスに身を包み幸せいっぱいの笑顔から一転、父の訃報を受ける真世の姿が映し出される。

後半では、何者かが漫画を描くシーンや捜査メモのような走り書き、色褪せたアニメの看板など気になるシーンが散りばめられ、まだ明かされていない登場人物やストーリーに期待が膨らむ映像となっている。また、原作のボイスCMで武史役を演じた津田健次郎によるナレーションにも注目だ。
併せて公開された場面写真は、武史が兄・英一の葬儀の場で華やかなマジックを見せる姿と、常にコインを指の上で滑らせるマジシャンらしい姿の2点、真世の華やかなウエディングドレス姿と、武史の推理を真剣なまなざしで聞くという対照的な表情を浮かべた2点、そして英一が巻き込まれた事件について語り合うふたりの姿が写った2点の計6点。そして、先日披露されたティザービジュアルのアナザーバージョンも公開された。

『ブラック・ショーマン』ティザービジュアル アナザーバージョン
さらに、クランクアップを迎えたばかりの福山、有村からコメントも到着した。
<クランクアップコメント>
■福山雅治
今作で演じた神尾武史のキャッチコピーは「新時代のダークヒーロー」。
マジックはもちろん、扮装、殺陣など、盛り沢山な作品になりました。そのひとつひとつ表現を楽しみながら撮影することが出来ました。僕にとって「ダークヒーロー」という新しいキャラクターに挑戦できる機会をいただけたことによって、表現の幅を拡大することが出来たのではと感じております。
初共演となった有村さんは、クランクインから説得力のあるお芝居をされていました。
無言の涙という初日に撮影するにはハードルが高いシーンだったと思いますが、有村さんは見事に演じられていました。その有村さんのお芝居がこの作品にリアリティを持たせてくれていると感じています。
『ブラック・ショーマン』は、現代の日本に横たわる社会課題を、マジックのように鮮やかにエンターテインメントに昇華していく、そんな作品になっていると思います。ぜひ劇場でご覧ください。
■有村架純
撮影中は私が演じた真世の父である英一さんのことをずっと考えて生きていたので、ようやく解き放たれたような気持ちです。福山さんは非常に親近感を持って自分とも向き合ってくださったので、撮影が進むにつれて距離がどんどん縮まった気がしていて、自然とお芝居で踏み込んでいく遠慮がなくなって、いいバディが組めたと思っています。
『ブラック・ショーマン』は、静かな町で起こるとても切ない物語です。年齢問わず楽しめる作品になっていると思うので、ぜひ映画館でこの世界観を楽しんでいただきたいですし、福山さん演じる神尾武史さんのマジックも素晴らしいのでぜひ注目してください。
『ブラック・ショーマン』60秒特報
<作品情報>
『ブラック・ショーマン』
9月12日(金) 公開
公式サイト:
https://blackshowman.jp
(C)2025「ブラック・ショーマン」製作委員会