『雪風 YUKIKAZE』仲間たちを決して見捨てない姿が胸を打つ本予告映像&本ポスタービジュアル公開
『雪風 YUKIKAZE』本ポスタービジュアル (C)2025 Yukikaze Partners.

竹野内豊主演の映画『雪風 YUKIKAZE』の本予告映像と本ポスタービジュアルが公開された。



本作は、太平洋戦争の渦中から戦後、さらに現代へと繋がる激動の時代を背景に、懸命に生き抜いた人々の姿とその運命を史実に基づいたフィクションとして壮大なスケールで描いた作品。

タイトルとなっている「雪風」とは、太平洋戦争中に実在した、“幸運艦” “不沈艦”と呼ばれた1隻の駆逐艦の名前だ。



本予告では、寺澤艦長(竹野内豊)が冷静に「雪風」の任務を語り始める中、どんなに厳しい戦況においても海に投げ出された仲間たちを救い上げていく乗員たちの勇敢な姿が映し出される。先任伍長・早瀬(玉木宏)の「ひとり残らず引き揚げろ!」の掛け声とともに救い出された中には、若き水雷兵・井上(奥平大兼)の姿もあった。



中盤、早瀬からの「10年後、20年後、艦長の娘さんが大人になる頃には、日本はどんな国になっているのでしょうね」の問いかけに、寺澤は「普通がいいな」と答える。家族で食卓を囲み、子どもたちがいつか家庭を持ち、皆で孫の誕生を喜ぶ。そんな当たり前の日常の幸せを願う寺澤。激動の時代を生き抜いた人々の表情に、Uruによる書き下ろし主題歌「手紙」の歌声が感動的に重なっていく。



続いて、「この国の未来には必ず若い力が必要になる」と語りかける、第二艦隊司令長官・伊藤整一(中井貴一)。特攻作戦に出撃する戦艦「大和」から、若き少尉候補生たちを退艦させた伊藤の史実が描かれる。そして最後は、「大和」から海に投げ出された仲間に「手を伸ばせ!」「あきらめるな!」と声を張り上げながら手を差し伸べる井上の姿で締めくくられる。かつてその言葉とともに早瀬に命を救われた井上が、今度は助ける側となり想いを繋いでいく。平和な海が戦場だった、過酷な時代の中にあっても、“普通”の幸せを手にできる未来のため奮闘した人々。

それぞれの熱い想いが胸に迫る本予告映像となっている。



なお、6月27日(金) よりムビチケカードの発売もスタート。特典は「雪風」のイラストがプリントされたミニサイズの特製巾着袋(数量限定)となる。



『雪風 YUKIKAZE』本予告



<作品情報>
『雪風 YUKIKAZE』



8月15日(金) 公開



公式サイト:
https://yukikaze-movie.jp/



(C)2025 Yukikaze Partners.

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