映画『28年後... 白骨の神殿』日米同時公開決定 新たな勢力の姿が映し出される予告編&ポスター公開
『28年後... 白骨の神殿』ビジュアル

アカデミー賞監督のダニー・ボイルと、アカデミー賞ノミネートの脚本家アレックス・ガーランドがタッグを組んだサバイバルスリラー『28年後...』の続編、『28年後... 白骨の神殿』が、2026年1月16日(金)に日米同時公開されることが決定。併せて、予告編とオリジナル版ポスタービジュアルが公開された。



人間の脳を破壊し、凶暴化させるレイジウイルスが蔓延したロンドンを舞台に、生き残ったわずかな人間たちが感染者と死闘を繰り広げる本作。前作では、主人公の少年スパイク(アルフィー・ウィリアムズ)が最愛の母親の死後、父親(アーロン・テイラー=ジョンソン)が暮らす孤島ホーリーアイランドを離れ、ウイルス感染が蔓延するイギリス本土でたったひとり生きる決意をするが、感染者に襲われそうになったところをジミー・クリスタル(ジャック・オコンネル)をリーダーとした全員金髪の謎の集団に助けられるところまでが描かれた。



公開された予告編では、この謎の集団を中心に物語が展開。紫の衣装に金の装飾品を身に着けたジミーは、「ジミーズ」と呼ばれる全員金髪の暴力的なカルト集団のリーダーだ。彼らは、本土で生き延びる人間を縄で縛り付け、ナイフで身体を傷つける。罰と恐怖により人間を支配しているようだ。その中には集団の一員となった金髪のスパイクの姿もあり、恐怖におびえる表情をみせる。



一方、ドクター・ケルソン(レイフ・ファインズ)も登場し、人骨を積み上げた塔の地下空間で生活する姿が映し出される。そこには書物、医療器具、手回し蓄音機が置かれ、壁には数枚の写真が貼られている。また、(前作でも登場した)感染者の中でも最も身体が大きく凶暴なアルファとケルソンが対峙し、何かを伝えようとするシーンも。そして予告編の最後には、ケルソンが暮らす〈白骨の神殿〉にジミーズたちがナイフをもって足を踏み入れ、ケルソンの全身が炎に包まれる衝撃のシーンが映し出される。



今回の予告編でナレーションのように使用されている古びた音声は、イギリスが誇る20世紀を代表するSF作家、アーサー・C・クラーク(『2001年宇宙の旅』作者)が1964年にBBCの『ホライゾン』というテレビ番組で実際に語った映像を音声抜粋し、使用したもの。

クラークが語った未来の予言や、不気味な笑みを浮かべながらジミーが語る「準備はいいか?」の意味することは何なのか、ますます謎が深まる映像となっている。



『28年後... 白骨の神殿』予告



<作品情報>
『28年後... 白骨の神殿』



2026年1月16日(金)日米同時公開



公式サイト:
https://www.28years-later.jp/

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