ブロードウェイ、ウエストエンドから人気キャストが来日！「ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2026」

2025年12月27日(土)12:00

ブロードウェイ、ウエストエンドから人気キャストが来日！「ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2026」

2016年より毎年開催され、東急シアターオーブのお正月の風物詩となっている「ニューイヤー・ミュージカル・コンサート」。毎回海外のミュージカルスターを招いて開催されており、1月2日(金)に開幕する2026年公演にも、ブロードウェイやウエストエンドで活躍する5名が出演する。

過去公演より（撮影：下坂敦俊）

3年連続での参加となるのは、『キンキーブーツ』ブロードウェイ公演でローラを演じ、2023年には『お熱いのがお好き』でトニー賞主演男優賞に輝いたジェイ・ハリソン・ジー。東京ディズニーシーでキャリアをスタートさせ、『キンキーブーツ』来日公演でもローラを演じた経験から、東京を「愛してやまない大好きな場所」と表する親日家だ。今回は、『キンキーブーツ』より《Land of Lola》、『アラジン』より《Friend Like Me》などを披露予定。

ウエストエンドで『レ・ミゼラブル』と『オペラ座の怪人』の両方に主演した経験を持ち、2025年にも『グレート・ギャツビー』（トム・ブキャナン役）や『マチルダ』（トランチブル校長役）でウエストエンドの舞台に立っているジョン・ロビンスは、2年連続での参加。前回も披露してショーストップを巻き起こした『オペラ座の怪人』スペシャルメドレーと、『レ・ミゼラブル』より《彼を帰して》などを届ける。

過去公演より（撮影：下坂敦俊）

そして今回初来日を果たすのが、ブロードウェイで『ウィキッド』（エルファバ役）、『キンキーブーツ』（ニコラ役）、『サンセット大通り』（ノーマ・デズモンド役）などに出演しているキャロライン・ボウマン、『アラジン』ブロードウェイ公演でタイトルロールを演じ、『サンセット大通り』ではジョー役も務めた“ライジングスター”ピエール・マレ、『レ・ミゼラブル』ウエストエンド公演で韓国系の俳優として初めてファンテーヌ役を演じ、オランダや韓国でも活躍するナヨン・チョンの3名。

歌唱楽曲としては、『ウィキッド』より《Defying Gravity》、『アナと雪の女王』より《Let It Go》、『レ・ミゼラブル』より《夢やぶれて》、『ミス・サイゴン』より《命をあげよう》など、ミュージカルの大名曲中の大名曲がラインナップされており、ミュージカルファンにとってはお年玉のような公演となりそうだ。

文：熊田音子

＜公演情報＞
「ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2026」

ステージング・振付：金谷かほり
音楽監督：八幡茂

出演：ジェイ・ハリソン・ジー、ジョン・ロビンス、キャロライン・ボウマン、ピエール・マレ、ナヨン・チョン

MC：溝渕俊介

2026年1月2日(金) ～4日(日)
会場：東京・東急シアターオーブ

※演奏曲目は変更になる場合あり。やむを得ない事情により出演者が変更になる場合あり。