映画『正体』で第48回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した藤井道人監督と、キャメラマンの木村大作が初タッグを組み、主演に舘ひろしを迎えた映画『港のひかり』が、11月14日(金)より公開される。
本作は、元ヤクザのおじさん三浦と盲目の少年・幸太との年の差を超えた、十数年の友情を描いた感動作。
舘が藤井監督とタッグを組むのは、『ヤクザと家族 The Family』(2021年)以来2度目となるが、『ヤクザと家族』の撮影終了時に監督と交わしていた「必ずもう一度ご一緒したい」という約束がきっかけとなり、本作の企画が始動。『ヤクザと家族』で出会った河村光庸プロデューサーとともに舘は企画の立ち上げから参加し、自身の代表作となる覚悟で心血を注いだ。企画の議論は約3年にも及び、紆余曲折しながらも河村プロデューサーからのプロットを元に本作の物語が生み出されたという。
舘が演じた三浦という男は、自己犠牲の精神を具体化したようなキャラクターだ。“人の強さとは何か、誰かのために生きるとはどういうことか”。かつて親分に教えられたその思いを愚直に守りながら、己の生き様を貫く男の姿を好演している。「この役は藤井監督と何度も話し合い作り上げたものです」(舘)と振り返る言葉のとおり、撮影現場では三浦のセリフの一言一言、所作や小道具のひとつひとつに至るまで、台本を1ページずつめくりながら藤井監督と打ち合わせを通して突き詰める舘の姿も目撃されている。
さらにこの役を演じるにあたり、舘の頭の中には常に“レジェンド”たちの存在があったという。「“強い男”とは何かを考えたとき、石原裕次郎さんや渡哲也さんの生き様が頭をよぎりました」(舘)。すでに試写を観た映画関係者からも、舘が渡の姿に重なって見えたという声も多数寄せられているが、この反響について舘は「僕が29歳になって初めて『西部警察』という番組で会って以来、ずっと渡さんの背中を見てこのお仕事をしてきた気がするんです。ですから、きっとどこかで似ているところはあるかもしれません」と、恩師への思いをにじませながら回顧する。
「雰囲気や佇まいなど、(渡さんの)そういうものを僕はどこかで手本にしているのだと思います。三浦という人間は人に対する思いやりに溢れた人物です。そういう意味では、渡さんの生き様を意識したところは確かにあります」と、舘にとっての恩人のひとりでもある渡の存在が、三浦を演じるにあたり大きな影響を与えていることを語った。
そんな舘が7年ぶりの単独主演作で演じることを熱望した、誰かのために自らを犠牲にする愚直な男の生き様を、ぜひ劇場で見届けてほしい。
<作品情報>
『港のひかり』
11月14日(金) 公開
公式サイト:
https://minato-no-hikari.com/
(C)2025「港のひかり」製作委員会

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