韓国発の話題ミュージカル『ラパチーニの園』本日開幕 林翔太×北川拓実Wキャストで日本初演
ミュージカル『ラパチーニの園』

19世紀アメリカの小説家ナサニエル・ホーソーンの短編『ラパチーニの娘』を原作に、2021年に韓国でミュージカル化されて高い評価を獲得した『ラパチーニの園』。本日2月20日(金)、タカハ劇団主宰の高羽彩を上演台本・訳詞・演出に、林翔太北川拓実(Wキャスト)を主演に迎えた日本版が東京・新国立劇場 小劇場で開幕する。

ファンタジーとリアルの狭間で、人間の尊厳、科学の限界、そして“愛と支配のパラドックス”を問いかける作品だ。



物語の舞台は18世紀のイタリア・パドゥヴァ。植物の毒を研究する科学者のラパチーニ(別所哲也)は、愛する娘ベアトリーチェ(宮澤佐江)を外界の悪から守るため、毒草の生い茂る庭の中で彼女を育ててきた。乳母兼家政婦のリザベタ(珠城りょう)以外の誰とも触れ合うことなく、孤独に生きてきたベアトリーチェ。ある日、芸術家を志してこの地にやってきた青年ジョヴァンニ(林/北川)が、庭に佇む彼女に心奪われる。一方、正義感の強い医師のバリオーニ(石井一彰)は、ラパチーニの研究に疑念を抱くようになっていた。ジョヴァンニとベアトリーチェは互いに惹かれ合うが、彼女にはさらなる秘密があって──?



高羽は2023年、東宝が注目のクリエイターと共に短編ミュージカルを創作する企画「TOHO MUSICAL LAB.」において、『わたしを、褒めて』の作詞・脚本・演出を手掛けてミュージカル作家デビュー。今回この韓国発の話題作に挑むにあたり、「技術革新というのはいつの時代も人類にとって、福音と脅威という相反する作用をもたらします。その混乱の中で人が何を掴み得るのか。AIなどの技術革新に揺れる現代社会だからこそ、胸に迫る作品になるのではないでしょうか」とコメントを寄せている。



主演のふたりは、「僕にとって久しぶりのミュージカル出演なのでお話をいただいた時からずっとワクワクしています」(林)、「Wキャストでご一緒するのは、尊敬する大先輩・林翔太さんなので、大きなプレッシャーでもありますが、それ以上に貴重な学びの機会だと感じています」(北川)と、それぞれに大きなやりがいを感じている様子。様々なことを問いかける物語と共に、事務所の先輩後輩にあたるふたりの“競演”にも注目したい。



開幕直前!稽古場メイキング




文:熊田音子




<公演情報>
ミュージカル『ラパチーニの園』



原作:ナサニエル・ホーソーン作 小説「ラパチーニの娘」
翻訳:吉田衣里
上演台本・訳詞・演出:高羽彩(タカハ劇団)
音楽監督:深澤恵梨香

出演:林翔太・北川拓実(Wキャスト)
宮澤佐江 珠城りょう 石井一彰 / 別所哲也

2026年2月20日(金)~3月1日(日)
会場:新国立劇場 小劇場



関連リンク

チケット情報:
https://w.pia.jp/t/rappaccini/(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2563864&afid=P66)



公式サイト:
https://rappaccini.jp/

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