明日海りお主演、自らの道を切り開いた女性作家の半生を描くオリジナルミュージカル『コレット』明日開幕
ミュージカル『コレット』ビジュアル

フランス文学界で最も高名な女性作家のひとり、シドニー=ガブリエル・コレットの半生がミュージカル化される。脚本・演出・作詞は、『スワンキング』『モンパルナスの奇跡』など多数のオリジナルミュージカルを生み出してきたG2。

主演は、宝塚歌劇団を退団後目覚ましい活躍を見せ、G2とは2023年のブロードウェイ・ミュージカル『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン-WAR PAINT-』でもタッグを組んだ明日海りお。音楽は、G2作品『Bitter days, Sweet nights』『シルバースプーンに映る月』『スワンキング』などの音楽を手掛けてきたほか、三谷幸喜や荻田浩一からも信頼の厚い荻野清子。そして共演には、今井朋彦や前田美波里ら、実力派俳優陣が名を連ねる。



主人公コレットの生き様は、G2曰く「行動は天衣無縫にして善悪の区別なく、文才はあるけれど道徳心はどこかへ置いてきた。ただ好き放題に生きたのに、人生最後はフランスの国葬で締めくくられる」、そして演じる明日海曰く「片田舎に育ち、好奇心と才気に溢れた少女だったコレットが、一旦は陰に押しやられても、光を見出し、絶望の淵から立ち上がります」。明日海が「まだ保守的であった時代の人の目には、承認欲求の強い、スキャンダラスな女性に映ったであろう、彼女の人生を辿るのは、きっと苦しくもあり、とても面白いのではないかと、期待に胸を膨らませております」と続ける通り、演技派の明日海にうってつけの題材と言えそうだ。



物語の舞台は19世紀末、ベル・エポックのパリ。田舎町で育ったコレット(明日海)は、14歳年上の人気作家ウィリー(今井)と結婚し、華やかな社交界に足を踏み入れる。彼女の才能に気付いたウィリーはゴーストライターとして小説を書かせ、「クロディーヌ」シリーズは大ヒットするが、著者名は夫のもの。創作の歓びと葛藤に苦しみながら、コレットは自らの道を切り開いていく――。期待高まるオリジナルミュージカル『コレット』は、明日8月6日(水)に東京・日本青年館ホールで開幕。17日(日)に閉幕後、21日(木)~24日(日)には大阪・梅田芸術劇場メインホールでも公演を行う。



明日海りお 主演 ミュージカル「コレット」スポット第2弾




文:熊田音子




<公演情報>
ミュージカル『コレット』



脚本・作詞・演出:G2
音楽:荻野清子

出演:
明日海りお
今井朋彦 大東立樹(CLASS SEVEN) 七海ひろき
吉野圭吾 花乃まりあ
前田美波里
大月さゆ 可知寛子 中西勝之
辰巳智秋 小林遼介 コイタ奈央美 りんたろう 伊宮理恵 ユーリック武蔵 蛭薙ありさ
奥田奏太/中井理人

【東京公演】
日程:2025年8月6日(水)~8月17日(日)
会場:日本青年館ホール

【大阪公演】
日程:2025年8月21日(木)~8月24日(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール



チケット情報:
https://w.pia.jp/t/musical-collet/(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2557963&afid=P66)



公式サイト:
https://musical-collet.com/

編集部おすすめ