チャンソン(2PM)、ソロでの1stフルアルバム『DAWN』で切り開く“リスタート”「努力をやめることなく、夜明けを信じる」
(撮影/米玉利朋子)

猫のように大きな瞳を輝かせ、しなやかな魅力を解き放つのは、K-POP第2世代を代表するダンス&ボーカルグループ「2PM」でラップ&サブボーカル担当であり、マンネ(末っ子)としても人気を誇る、チャンソンだ。



アーティスト活動に加えて、日本でも親しまれている韓国ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』(2018年)や『ボラ!デボラ~恋にはいつでも本気~』(2023年)などで、パク・ミニョンやユ・インナらと共演するなど、2006年の俳優デビュー以降、役者としても活躍中。



日本では、2024年にフジテレビTWO×ひかりTV共同制作ドラマ『純喫茶イニョン』でドラマ初主演を務め、さらに2025年は『ミッドナイトスワン』などの内田英治監督による映画『誰よりも強く抱きしめて』に出演するなど、その人気は増すばかりだ。



2018年にミニアルバム『Complex』でソロデビューしたチャンソンは、2025年10月29日に日本で初の1stフルアルバム『DAWN(ドーン)』をリリース。11月には東名阪のソロツアーを成功に収め、12月11日にはTACHIKAWA STAGE GARDENでの追加公演が決定した。



今回、この待望の最新作のことからグループやソロでの音楽への取り組み方、俳優業や普段のライフスタイルについてなど、来日したチャンソンにインタビューを実施。彼は取材日に朝から日本のバラエティ番組に出演して麗しいアニメのコスプレ姿を披露したり、ラジオ番組に出演したりと大忙し! 多忙を極めるなか、チャンソンは日本語通訳なしで、1stフルアルバム『DAWN』についてたっぷりと語ってくれた。



「夜明け」には新たなスタートという気持ちを込めた

チャンソン(2PM)、ソロでの1stフルアルバム『DAWN』で切り開く“リスタート”「努力をやめることなく、夜明けを信じる」

キャプション

――ソロでは初のフルアルバム『DAWN』がリリースされました。タイトルは日本語訳で「夜明け」という意味ですが、チャンソンさんが名付けたそうですね。



はい。「夜明け」は1日のスタートです。これまでにミニアルバムやシングルはリリースしていましたが、今回はフルアルバムということで、新たなスタートという気持ちを込めています。そして韓国で2019年から2021年まで陸軍に入隊していたのですが、その後コロナ禍を経て、改めてこのフルアルバムからリスタートするという意味も込めて、『DAWN』というタイトルを考えました。



――『DAWN』には、ポップなナンバーからバラードまで多彩な楽曲を全12曲収録していて、チャンソンさんの歌声を存分に堪能できる作品になっていますね。ご自身で作詞されている楽曲もありますが、そもそもアルバム制作はどのように進めていたのでしょうか?



韓国と日本の両方で制作していました。曲作り自体は早いほうではないので、こういうものを作ってみようかなと思っていると、準備する時期が来て、早く完成しなくてはと忙しくなっていきました。作詞については、まず書きたい内容や、伝えたいメッセージが頭に浮かんだ時はメモに残すようにしていて。こういうメッセージはこんな曲の雰囲気がいいのではないかな、と全体のバランスを考えていきました。一緒に作業された作家さんにも相談しながら、お互いの感性を組み合わせて完成しました。



――2PMのメンバーとして歌う時と、ソロで歌う時は、意識の違いはあるのでしょうか?



あります。グループの時は歌い方が難しいですね。僕自身ではなく、グループのイメージを考えて、「2PMはどんな曲を歌ったらいいのかな」と考えながら、いつも悩みながら歌っています。一方、ソロだと僕1人だけの好きなジャンルやメロディであったり、歌詞の内容であったりを決めているので、もっと作りやすいです。



2PMのJun. Kさんとのタッグは新鮮だった

チャンソン(2PM)、ソロでの1stフルアルバム『DAWN』で切り開く“リスタート”「努力をやめることなく、夜明けを信じる」

――収録曲からいつくかお尋ねします。まずリード曲の「甘く 切なく 強く」は、2PMのメインボーカルJun. Kさんをフィーチャリングに迎えたR&Bテイストのシティポップナンバーですが、タッグを組んでみていかがでしたか? 



新鮮でした。コンサートのスペシャルステージでデュエットをしたことはありましたが、ソロアルバムでフィーチャリングするのは初めてのことです。この曲のミュージックビデオにも出演してくれて、12月のコンサートにもゲスト参加してくれるので、そういうものが全部初めてです。タッグを組むことで、いろいろなシナジーがあると感じています。



――ミュージックビデオはスタイリッシュな仕上がりですが、撮影は順調でしたか?



撮影する前は、ダンス曲なのでどんな感じで出来上がるかなと想像していましたが、実際に現場ではとても楽しかったです。Jun. Kさんは組まれたセットを見て、「キレイだね」と言っていました。ふたりで写真を撮ったりして、順調に撮影できました。



――昨年日本でリリースした、アニメ「Re:Monster」OPテーマ曲となったソロシングル「Into the Fire」も収録されていますね。ヒップホップ界の重鎮AK-69さんと韓国の盟友2AMイ・チャンミンさんと組んだ疾走感あるこの曲の思い出は?



僕はモダンロックをたまに聴くのですが、この曲はロックテイストが強くて、最初はできるかな……と思いました。でも、プロデューサーさんやチャンミンさん、AK-69さんを信じてトライして。ヒップホップとロックが融合されたすごくハイブリッドな曲になっています。



チャンソン(2PM)、ソロでの1stフルアルバム『DAWN』で切り開く“リスタート”「努力をやめることなく、夜明けを信じる」

――日本の初主演ドラマ『純喫茶イニョン』の主題歌「これからの君のために」は、しっとりとした切ない曲ですが、この曲はどんなお気持ちで歌われましたか? 



野島伸司さんが書かれた歌詞になっています。ドラマの世界観やこの歌詞の説明を事前に聞かせていただいて、歌詞も曲もドラマにぴったりなので、その雰囲気のままに歌うことができて良かったです。



――ドラマの撮影自体は、振り返るといかがでしたか?



2011年に日本で深夜ドラマ『怪盗ロワイヤル』に初めてレギュラー出演したことがありましたが、今回は久しぶりの日本ドラマで、初主演させていただけて嬉しかったです。喫茶店のマスターの役だったので、お店での撮影が多くて。過去のシーンだけロケに行って撮影しましたけど、そんなに外出する機会は多くなかったので、ほぼ移動はありません。実際に営業している喫茶店で、約1週間ぐらいで楽しく撮影できたので、良い思い出になりました。



ソロコンサートは大盛況、12月は追加公演決定

チャンソン(2PM)、ソロでの1stフルアルバム『DAWN』で切り開く“リスタート”「努力をやめることなく、夜明けを信じる」

――アルバムには、カバー曲として唯一、尾崎豊さんの「Forget-me-not」が収録されています。



昔、2PMの日本のコンサートでソロステージがあって、この曲をカバーしました。その時も名曲だな、と感情がめっちゃ動いて。今年2月のバースデーイベントでもまた歌って、やっぱりいい曲だな、と思いました。この時の様子を見て、アルバムのプロデューサーさんが収録を提案してくれて、僕も賛成しました。



――他にもお気に入りの日本の歌手の方はいますか?



最近はですね、平井堅さんや優里さんでしょうか。



――アルバムの最後を飾る曲「Fine -JP Ver.-」は、多幸感あふれる曲ですね。



ありがとうございます。この曲は、最初はイベントソングとして、コンサートで歌うことだけを考えてできた曲でした。元の曲から少しテンポ感を変えて、メロディも変わって、編曲して。歌詞は韓国語で書いていたので、少し直して、ジャパニーズバージョンにして、最終的には全体的に生まれ変わりました。



チャンソン(2PM)、ソロでの1stフルアルバム『DAWN』で切り開く“リスタート”「努力をやめることなく、夜明けを信じる」

――今回、2PMのメンバーではJun. Kさんが楽曲参加していますが、他のメンバーの方たちもチャンソンさんのソロ活動や日本での1stフルアルバムについて応援の言葉はありましたか?



そうですね。Jun. Kさんが参加していることは他のメンバーも知っていますし、ウヨンくんやニックンさんからは「おめでとう」とか、「すごいと思う」と言われました。本当に、良い挑戦になりましたね。



――このアルバムを引っ提げた11月の東名阪で開催されたソロコンサート「CHANSUNG(2PM)2025 Japan Tour [DAWN~The First Step~]」は大盛況でしたね。



アルバムの曲はもちろん、他の曲も含めて30曲近く披露しました。追加公演も12月11日にTACHIKAWA STAGE GARDENでありますので、楽しみにしていてください。



――ちなみにステージでカッコいいパフォーマンスを披露されていますが、昔からダンスをされていますし、ルーティンで体を鍛えていますか?



最近は、有酸素運動はダンスで補って、ほぼ毎日筋トレをしています。



大変な時も、努力をやめることはなく、夜明けを信じる

チャンソン(2PM)、ソロでの1stフルアルバム『DAWN』で切り開く“リスタート”「努力をやめることなく、夜明けを信じる」

――アルバムタイトルは「夜明け」ですが、人生には暗い夜がずっと続くように感じられる時期もあるかもしれません。そんな時に、チャンソンさんはどのように夜を乗り越えて、「夜明け」が来ることを信じますか?



僕は人生において、大変な時でも、「これが普通だ」ととらえます。小さい頃からそうだったのではなく、軍隊に行ってきてから、そう考えるようになりました。大変な時があったとしても、その状態が普通だと考えたら、そんなに大変なものにならないです。みんなもこのぐらいは経験してるだろう、と思うようにしていて。



――では大変な時があったとしても、精神的には安定しているのですね。



安定しています。大変な時があったとしても、努力をやめることはなく、いつも一生懸命走っています。それでいつか夜明けが始まる瞬間になるんじゃないか、と信じて。もしもその時が来ないとしても、今の時期が一番暗い。夜明け前が一番暗いという話もありますよね? 今より暗くはならないし、後は明るくなると思ったら、大変にはならないと思っています。



――本当に日本語がお上手です。私は韓国語を勉強していますが難しくて、外国語がお上手で尊敬します。日本でも長く活躍されていますが、勉強は大変でしたよね? 



そうですね。僕たち2PMとして日本デビューしてから活動してきて、昔はコンサートでモニターを見てセリフを読むような状態でした。でも、そこから活動していくうちに、映像作品やバラエティ番組に出演させていただくようになっていって。そのうち日本での撮影の時に通訳さんはいなくて、1人で監督と話したり、他の俳優さんや女優さんとのコミュニケーションも自分でするようになりました。会社に強くなるよう育てられました(微笑)。



チャンソン(2PM)、ソロでの1stフルアルバム『DAWN』で切り開く“リスタート”「努力をやめることなく、夜明けを信じる」

――音楽ではソロとグループ活動があり、俳優活動もあり、それぞれに向き合う時の意識の切り替えはあるのですか? 



あります。音楽は1曲ずつが4分と短いなかで、その間に伝えたいメッセージをちゃんと伝えられなかったら困るので、強いメッセージを歌詞に書いたり、雰囲気に合わせてリズムなども考えたりしたうえで自分を出します。俳優としては、物語のなかで繊細に表現することが大事。俳優としてはキャラクターとしての考え方に乗っていくので、少しずつ自分の仕草や癖を減らしていくので、意識と表現方法が少し違いますね。



――それぞれの活動の醍醐味といえば?



僕はですね、結果が良かったら一番いいですけど、準備する期間のほうが幸せです。



――音楽活動ではライブで感じる幸せもありますね?



もちろん。ライブは最高です。ライブの時は、とことん楽しんで、その瞬間を感じているだけで幸せです。



ソロ活動では、いろいろなことに取り組んでいきたい

チャンソン(2PM)、ソロでの1stフルアルバム『DAWN』で切り開く“リスタート”「努力をやめることなく、夜明けを信じる」

――お話は変わりますが、日本でまだ行ってみたい場所はありますか? 



東京の外苑前の銀杏並木ですね。前に行った時は夏で、まだ景色が緑色だったんです。だから、今度は秋に行ってみたいですね。



――普段、食事面は気をつけていらっしゃるから、お菓子とかは食べませんよね?



……食べてます(笑)



――あ!(そういえば取材前におやつをむしゃむしゃ食べていたチャンソンさんを思い出す筆者)食べてますね(笑)。



韓国ではお菓子を食べないので、日本に来てちょっと食べます(笑)。



――そうなんですね! それは体作りのために?



はい。節制しているので炭水化物はあまり食べられなくなっていて、タンパク質だけ食べています。お腹がちっちゃくなっているので、キンパを1本食べられなくなりました。



――管理が徹底されていてすごいです。ご多忙だと思いますが、寝る前にリラックスする時間はありますか。



朝8時ぐらいに起きて、夜中の1時ぐらいに寝るから、そんなに余裕はないですね。朝食後は運動に行って、ダンスの練習もして、そこから仕事をして、夜も仕事したり勉強したり。気づくと1日が終わっています。



――お肌がキレイですが、普段からスキンケアも気をつけているのですか。



いえ、メイクさんが上手なんです(照笑)。そんなに秘訣みたいなことではないですが、普段はシャワーした後、化粧水を4、5回ぐらい重ねづけして、さらに美容液やクリームをつけると、翌日も乾燥していないですね。



――いろいろなお話をありがとうございました! 最後に、日本のファンの方にメッセージをお願いします。



ソロ活動では、自分だけのカラーはどんなものが似合うのかな、と模索中です。例えば、個人的にR&Bが好きなのですが、アーティストとして自分に似合うジャンルかといえば少し違うかもしれないとも思っていて。でも、これからも自分に似合うものを探して、初めてのことにもどんどん挑戦していきます。いろいろなことに取り組んでいっても、みなさん、これからも応援をよろしくお願いします!



チャンソン(2PM)、ソロでの1stフルアルバム『DAWN』で切り開く“リスタート”「努力をやめることなく、夜明けを信じる」

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※当選後、お送り先メールアドレスについてご連絡頂ける方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。




<作品情報>
CHANSUNG(2PM) JAPAN 1st Full Album「DAWN」



2025年10月29日(水)発売
https://chansung.jp/news/detail/aH7xQIsL6KiINTV2382J

<収録曲(全12曲)>
・Into the Fire - CHANSUNG(2PM) & AK-69 feat. CHANGMIN(2AM)
・甘く 切なく 強く feat. Jun. K
・Forget-me-not
・これからの君のために
・Angel
・THAT JOY
・Life Race -JP Ver.-
・Tell Me Your Reason -JP Ver.-
・Love The Way U Move
・My Everything
・消えていく君へ -JP Ver.-
・Fine -JP Ver.-

【初回生産限定盤[CD + Photobook]】
品番:AVCD-63765
価格:5,000円(税込) / 4,545円(税抜)

【通常盤[CD]】
品番:AVCD-63766
価格:3,500円(税込) / 3,182円(税抜)
初回封入特典:ランダムフォトカード(全5種)




<公演情報>
CHANSUNG(2PM) 2025 Japan Tour [DAWN~The First Step~]



◆追加公演
●2025年12月11日(木)
開場17:30 / 開演18:30
[東京] TACHIKAWA STAGE GARDEN(東京都立川市緑町3-3 N1)
https://chansung.jp/news/detail/qTVmzqPsL3VQm7WrHNsw

【SPECIAL GUEST】
Jun. K

【GUEST】
AK-69
CHANGMIN(2AM)

【チケット価格】
★全席指定:14,300円(税込)




撮影/米玉利朋子、取材・文/かわむら あみり 



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