
バカリズムが脚本を手がけ、山田裕貴と古田新太が共演する映画『ベートーヴェン捏造』の第3弾追加キャストが発表された。
本作は、19世紀ウィーンで起きた音楽史上最大のスキャンダルの真相に迫った歴史ノンフィクション『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』(かげはら史帆著/河出文庫刊)を原作とした実写映画。
今回新たに“ピアノの詩人”ショパン役として、Mrs. GREEN APPLEの藤澤涼架(key)の出演が決定。さらに、シューベルト役で新原泰佑、チェルニー役で前原瑞樹、ワーグナー役で堀井新太、ハイネ役で坪倉由幸(我が家)が名を連ねた。
本作が映画初出演となる藤澤は、「映画で演技をさせていただくのが初めてでしたので、朝からとても緊張していて何も食べられずに現場に来ましたが、本当に皆さんが温かく接してくださって、楽しみながら演技をさせていただきました。完成を楽しみに、ドキドキしながら待ちたいと思います!」とコメントしている。
また、ベートーヴェンの名曲を紹介する特別映像も公開。「交響曲 第9番『合唱付き』」(通称「第九」)をはじめ、「交響曲 第7番」、「エリーゼのために」、「交響曲 第6番『田園』」など、誰もが知る名曲を本編映像とともに振り返る内容となっている。
■シューベルト役:新原泰佑 コメント全文

学生時代、音楽の教科書で見た、“横向いてるあの人”シューベルトをまさか演じる日が来るなんて思ってもいませんでした! そしてこの豪華すぎるキャストの皆様とご一緒させていただけることに喜びを隠せませんでした。今はただ、完成した映像を迫力満点のスクリーンで堪能したい一心です。どうぞ皆様もお楽しみにしてください。
■チェルニー役:前原瑞樹 コメント全文

ベートーヴェンの時代の、ヨーロッパの人を演じることなんてなかなかないわけで、衣装合わせから撮影までずっとウキウキで楽しませていただきました。
撮影中は、ベートーヴェン(古田新太)と、「普段どこで飲んでるの? 三茶?」などとお話しもさせていただきました。
素敵な衣装に素敵な美術(LEDディスプレー)で、あの時代のあの人たちを過ごせてとても貴重な経験でした。
皆さんと一緒に僕も早く見たいです。
■ショパン役:藤澤涼架 コメント全文

映像での演技経験がない中で初めての映画出演のお話で、驚きと恐縮がありましたが、大変光栄でした。
日頃、楽器演奏で音楽を届ける表現者として、役を演じることにとても関心があったので、とにかく一生懸命頑張りたいと思いました。
現場にはエキストラの方も沢山いらして、大人数の中での撮影はもの凄く緊張しましたが、主演の山田裕貴さんが合間の時間でお話をしてくださったり、監督の関さんも都度アドバイスをくださって、とてもあたたかい現場でした。バカリズムさん含め、以前からお世話になっている方々に囲まれながら映画初出演ができて良かったです。
バカリズムさんの作品は、日常の何気ない空気感にクスッと笑ってしまう要素が盛り込まれているところが大好きです。
今作で僕が出演するシーンにも、バカリズムさんならではの世界観が広がっていたので、その世界の一員になれることがとってもうれしかったです。
■ワーグナー役:堀井新太 コメント全文

出演のお話をいただいたときは、何度かご一緒したことあるプロデューサーの方もいらっしゃったのでうれしい気持ちと何か僕にできることをしなくてはというシャキッとした気持ちになりました。撮影中は昔の時代のヨーロッパを舞台にしているので、髪型、衣装がとてもチャーミングでユニークでした。多分撮影中人一倍キョロキョロしていたと思います。
■ハイネ役:坪倉由幸 コメント全文

台本を読ませていただいて、一見ちょっと不気味だったり腹が立つような人間をどこか憎めない愛おしいキャラクターに仕上げるバカリズムさんの脚本は流石!と感じました。
そして「え? この役をあの人が!」「わぁ! あの人がこの役なんだ!」と豪華なキャストにワクワクしました。
僕自身は一日の撮影で他のほとんどのシーンを拝見してないので、一客としてこの作品を映画館の大きなスクリーンで観るのがとても楽しみです。
『ベートーヴェン捏造』特別映像
<作品情報>
『ベートーヴェン捏造』
9月12日(金) 公開
公式サイト:
https://movies.shochiku.co.jp/beethoven-netsuzou/
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