タイの武者修行を終えて PSYCHIC FEVERが1stEP『PSYCHIC FILE Ⅰ』で伝えたいこと「ファンのみなさんへ想いを届けたい」
PSYCHIC FEVER 撮影:映美

LDH JAPANから2022年7月にデビューした7人組ボーイズグループ、PSYCHIC FEVER (サイキックフィーバー)が満を持しての1stEP『PSYCHIC FILE Ⅰ』をリリース。タイでの武者修行のエピソードからわかるメンバーの関係性、最年少のWEESAさんが思うお兄さんメンバーが成長したと思うところも!



みなさんからの手紙やメッセージをもとに僕たちの想いを綴りました

タイの武者修行を終えて PSYCHIC FEVERが1stEP『PSYCHIC FILE Ⅰ』で伝えたいこと「ファンのみなさんへ想いを届けたい」

後列左から、JIMMY、WEESA、小波津志(こはつ・こころ)、剣(つるぎ)前列左から、中西椋雅(なかにし・りょうが)、渡邉廉(わたなべ・れん)、半田龍臣(はんだ・りゅうしん)

――タイからの武者修行から戻りリリースされる1stEP『PSYCHIC FILE Ⅰ』は、挑戦的な曲が多くて驚きました。なかでも皆さんが作詞を手掛けた『ForEVER』『Nice & Slow』も収録されますね。

この2曲はどのように作られたのでしょうか。



WEESA ファンのみなさんから頂いた手紙や、SNSのメッセージをもとに、僕たちからの想いを綴らせてもらいました。タイにいる期間に作詞の制作を始めたんですが、全員が歌詞を一通り書き、そこからいい言葉を選び、いつも歌詞を書いてくれるELIONEさんがまとめてくれたんです。メンバー全員がファンのみなさんに対して伝えたい想いが溢れていたので、まとめるのは大変だったと思います。



 いざ出来上がった時は、どちらの曲もすごく素敵な歌詞だと思いました。レコーディングも、この曲により向き合うために、僕は絶対に使われないだろうところまで全部歌ったんです。



――絶対に!?



 絶対です。いつか使ってください!(笑)



――それぞれみなさんが書いた歌詞を読んで発見することも多かったのではないですか?



渡邉廉(以下、渡邉) 根底で思っていることが同じでも、表現の仕方がそれぞれ違うのですごく勉強になりました。その個性の出方に、あらためてメンバーのことが知れた気がします。なかでも、デビューした日のリリースイベントが雨だったんですが、そこで(中西)椋雅くんが、「今日は人生で一番の晴れ舞台です」って言ったんですよね。それが『ForEVER』の歌詞にそのまま入っているんです。



中西椋雅(以下、中西) 言った本人も、これが歌詞になるとは思っていなかったので感慨深いです(笑)。

ずっと応援してくれている人たちにも、振り返ったら“あの時のことなんだろうな”ってわかる曲にもなっていますし、大切な人がいる人には当てはまる曲になっているので、幅広い方に聞いてもらえたら嬉しいです。



タイの武者修行を終えて PSYCHIC FEVERが1stEP『PSYCHIC FILE Ⅰ』で伝えたいこと「ファンのみなさんへ想いを届けたい」

タイの武者修行を終えて PSYCHIC FEVERが1stEP『PSYCHIC FILE Ⅰ』で伝えたいこと「ファンのみなさんへ想いを届けたい」

――この「人生で一番の晴れ舞台です」という言葉は、どんな想いから出てきたんですか?



中西 僕たちは下積みも長いですし、デビューするまでもコロナ禍があって、なかなか思うようにいかないことも多かったんです。そんな僕たちがついに迎えたデビュー日だったので、この言葉が溢れたんですよね。今後も節目ごとだけでなく、ファンのみなさんを支えたいと思った時に歌いたい曲になりました。



――普段、こういったキラーワードが出やすいのは誰になりますか?



中西 僕がMCをやることが多いので、ちゃんと想いを届けられるようにそこを意識することも多いんですが、……どう?



WEESA 僕は(半田)龍臣が書く歌詞が好きなんです。SNSに沿った言葉も多いですし、トレンドをつねに抑えているだけでなく、印象に残る言葉選びをするんですよね。『Nice & Slow』の“絡まった足跡も”とかも、普通は出ない言葉だと思っていて。龍臣にしかない言葉がたびたび出てくるんです。



半田龍臣(以下、半田) そういってもらえると嬉しいですね。僕はお話があまり上手ではないのですが、考えたうえで出す、変わった言葉で今の気持ちを表現することがすごく楽しいんです。メンバーの中では一番SNSを見ていると思うので、最近流行っている言葉や、若い子が使っている言葉を入れて、今らしさを表現したいなって思っていて。――そこは大きな強みですよね。

JIMMY あとは、剣くんは映画がすごく好きなので、そこからきている言葉だったり、WEESAだったら英語を勉強しているからか英語の歌詞が多かったりと、個性が出るところもおもしろいですね。僕は個人的に『Nice & Slow』がすごく好きなんです。聴くだけですごく暖かい気持ちになるんですよ。



――いま、全員で歌詞を書くのはすごくいいタイミングだったのかもしれないですね。



小波津志(以下、小波津) そう思います。この作詞は、タイでの半年間があったからこそ書きたいと思ったんです。それに、その期間があったからこそ、表現できるものだと感じていて。この2曲はまったくタイプの違う曲なんですが、歌詞には感謝の気持ちが溢れているので、じっくり聴いてもらえたら嬉しいです。さらに『ForEVER』の字体もすごくこだわっているんです。大文字だけ見ると、PSYCHIC FEVERの“FEVER”になるんですよ。こういった文字遊びなども楽しんでほしいですね。



お兄さんメンバーが成長したところは?

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――タイにいた期間中は、日本のファンからのコメントや手紙に支えられていたんですね。



 本当に助けられていました。

あらためてファンの方々の言葉が自分の言葉になっていくんだなって思いましたし、今のファンのみなさんと僕たちの関係が、曲を作ることによって再確認できた気がします。



渡邉 毎日みなさんのコメントは見ますし、それがパワーの源になっているんです。これから僕たちが前に進むにつれて、よりみなさんとの関係や距離感を深く、詰めていけたらいいなって思っています。



――今回は歌詞のコライトでしたが、今後はサウンドのコライトもありそうですか?



小波津 そうですね。『PSYCHIC FILE.1』は、“挑戦的な作品をファイルしていきたい”という想いがあるので、今後も楽しみにしていてもらいたいですね。



――タイでは様々なフェスやライブに出演していましたが、あらためて自分たちが鳴らすべき音がハッキリしたのではないでしょうか。



半田 そうですね。フェスはもちろん、ライブにもたくさん出させてもらったんですが、タイでは学生さんがライブをしていたり、ショッピングモールでも生バンドが見られたりと、本当に音楽が身近にあるんです。J-POPともK-POPとも違う文化を見ることができて、すごく感動しましたし、勉強だらけの毎日でした。ここで勉強したものを、これからの活動に取り入れていきたいなって強く思いました。



小波津 タイには、日本と同じく民族楽器があったり、独特なコード進行があったりするんです。それに、T-POPを聴いているうちに、日本とタイの音楽性はすごく似ているなって思ったんですよね。

だからこそ、J-POPも世界に通じるものがあると感じたので、たとえ日本語の歌詞でも言葉の歌詞を超えてライブで盛り上げることができると思えたんです。これを糧に、いろんな曲を、国境を越えていろんな人に届けたいと改めて感じました。



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――WEESAさんは一番年下ですが、タイでの共同生活で、お兄さんたちのどんなところが成長したと思いますか?



 言っちゃってよ!



WEESA えぇ…!(笑) みんなの音楽への向き合い方に対してリスペクトはありましたが…。



WEESA そうじゃなくて、生活面のことはどう?



一同 あはは。



WEESA 剣くんだったら、肌を黒く保つために、毎朝日焼けをしていたんですよ。



 最近、色黒が流行っていますからね! ……あ、逆か(笑)。



WEESA こんなかんじでタイの方ともコミュニケーションを上手に取っていて(笑)。なによりも、紫外線のパーセンテージを教えてくれるんですよ。



 そうそう。紫外線が強いだけじゃだめで、すごく強い日じゃないとうまく焼けないからね!



WEESA ホテルの人に「何をしているんだ」って言われていましたよね?



 うん。日焼けだっていったらビックリされた(笑)。



WEESA あとは、JIMMYくんだったら、レコーディングの機材をホテルに持ち込んでレコーディングして、椋雅くんと楽曲を作ってダンスのトラックがあったり、龍臣くんだったら、SNSをチェックしてTikTokなどを研究してくれたり、廉くんはビートボックスの研究を絶え間なくして、レベルアップしていたりしていて。

あとはボーカルを極めようと、いろんな曲を歌ってSNSにアップしていたりしたんです。志くんは、ストイックにタイ語をずっと勉強していたんです。単語帳をずっと見ていて、MCもタイ語でこなせるようになっていて。本当にすごいメンバーたちだなとあらためて感じていました。



一同 おぉ~!(嬉しそう)



最年少、WEESAの成長したところ

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――ちなみに、WEESAさんの成長したところはどんなところですか?



 最年少で、お兄ちゃんが6人もいるので、最初は大変だったと思うんです。でも、タイにいる期間にグッと成長して、顔つきがグッと変わったんですよね。きっと、肩の力も抜けたし、自分なりに固定概念が取れたんだと思うんです。それに、一緒に生活してみないとわからないことってあるんですよね。あらためて半年間、今のタイミングで一緒に暮らしたことはすごくいい絆が芽生えたんじゃないかなと思っています。



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――さて、そんな期間を超えて作られた今作のリード曲『BAKUBAKU』についても教えてください。ものすごくキャッチ―な曲になりましたね。



中西 はい。

この曲はすでにイベントでも披露させてもらっているんですが、タイトルを言ったときに歓声が聞こえることがすごく嬉しいんです。この曲を楽しみにしてくださる方がすごく多いことが実感できましたし、パフォーマンスをするにつれて、どんどん感情が入りやすくなるんです。この曲にはこれから先、未来に向けたメッセージが入っているので、そのメッセージを受け取ってもらえたら嬉しいです。それに、龍臣が考えてくれた振付も、TikTokで広まってきてくれているんですよ。



JIMMY この曲って、歌詞には“不平等”や“他人の視線って痛いね”とか、ちょっとしたネガティブな言葉があるんです。最初に聴いたときは、この言葉たちが、その意味通り響いていたんですが、パフォーマンスをしていくうちに、1周まわって清々しく聴こえてきたんですよね。それと同時に、自分自身が頑張ることでどんなことも乗り越えらえるという勇気に変わってきたんです。あと少しだけ頑張ってみようというメッセージソングにもなっているので、歌詞にも注目してみてください!



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取材・文:吉田可奈 撮影:映美



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