3月13日(金)に公開される映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』より、主演のティモシー・シャラメのインタビューテキストとメイキング写真2点が公開された。
本作は、全世界興行収入が1.47億ドルを突破し、A24史上最高記録を打ち立てた作品。
シャラメは本作を「本当に誇りに思えるプロジェクト」だと話す。「最初に脚本をもらったとき、とにかく興奮しました。(監督・脚本の)ジョシュ・サフディとずっと仕事がしたくて。『アンカット・ダイヤモンド』や『グッド・タイム』が大好きなんです」とコメント。
主人公のマーティ・マウザーは、NYにある叔父の靴屋で働く若者。卓球のチャンピオンになって人生一発逆転しようと、ルックス、トーク、そして卓球と持てるものをすべて利用して、世界選手権に参加しようとする最高な“サイテー男”。演じるうえで、サフディ監督からとあるアドバイスを最初にもらったという。「マーティは嫌なやつだし、自己中心的だし、時には反感を買う。ジョシュが最初に教えてくれたのは“ジャッジするな”ということでした。マーティの視点に立て、と」。
ボブ・ディランや『デューン』のポール・アトレイデスなど、複雑な性格で必ずしも好かれるわけではない役柄も演じてきたシャラメは「人生は混沌としているものだから、映画でも、リアルな人間、リアルな生活を描きたい」と話す。そういった意味では、本作のマーティはシャラメにとって“ギフト”のような役柄だった。「いろんな人に好かれるように描かれた人物は演じたくないと思っている僕にとって、道徳的に曖昧なキャラクターはギフトのよう。マーティは、大きな夢を持っていて、努力家で、自分の信念を貫く男。ただ、周囲の人々にはあまり気を配らず、目的のためなら倫理的にも身体的にも線を越えることを厭いません。めちゃくちゃで、人間的で、リアルなんです。夢を信じてる。でも同時に自分の利益しか見えてない瞬間もある」と語る。
そんなマーティについて「精神的にはこれまでの役のなかでいちばん自分に近い」とシャラメは語る。「僕自身、若くして俳優を目指していたとき、周りに鼻で笑われたこともあった。だから“自分の背中を自分で守らなきゃいけない”って感覚はすごく分かったんです」。50年代アメリカで人気がなく、虐げられていたスポーツだった卓球で、馬鹿にされながらも人生を変えようともがくマーティの姿に、俳優という夢を追いかけ続けてきたシャラメは共鳴したという。
また、マーティとシャラメ、同じニューヨークで生まれ育ったからこそ共感できる部分もあったそう。「僕にとって卓球はメタファーだった。俳優業とか、ヒップホップとか、子どもの頃に夢中になったもの全部と同じ。ニューヨークで育つと、自分の“何か”がアイデンティティになる。それが世界なんです。マーティにとっては卓球がそれだったんだ。この作品は夢を追う物語。僕はそれを全力で表現したい」と語った。
<作品情報>
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
3月13日(金)公開
公式サイト:
https://happinet-phantom.com/martysupreme/
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