『エミリア・ペレス』米アカデミー賞最多候補の異色ミュージカル、日本版ポスター公開
『エミリア・ペレス』日本版ポスタービジュアル (C)2024 PAGE 114 - WHY NOT PRODUCTIONS - PATHE FILMS - FRANCE 2 CINEMA

3月28日(金) に公開される映画『エミリア・ペレス』の日本版ポスターが公開された。



本作は、本当の自分になりたいと願い女性として新たに生きることを決意したメキシコ最恐の麻薬王と、彼女との出会いで運命を切り開いていく3人の女性たちの姿を、名匠ジャック・オーディアール監督がミュージカル仕立てで描いた全く新しい異色の感動作。



本年度カンヌ国際映画祭において主演女優賞・審査員賞をダブル受賞し、本年度ゴールデングローブ賞でも最多4部門を受賞。本年度アカデミー賞では最多12部門13ノミネート、“非英語映画”として歴代最多ノミネートの快挙を達成している。また、主演のカルラ・ソフィア・ガスコンは、トランスジェンダー女性として史上初のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたことも話題となった。



出演は、カルラ・ソフィア・ガスコンのほか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで知られ、本作でゴールデングローブ賞助演女優賞を初受賞したゾーイ・サルダナ、全米の若者から絶大な人気を誇るセレーナ・ゴメス、そして国際的に活躍するメキシコ出身のアドリアーナ・パス。第77回カンヌ国際映画祭では、異例の4人でのアンサンブルで女優賞を受賞し、審査員長を務めた『バービー』のグレタ・ガーウィグ監督は、「4人はそれぞれが秀でていたが、一緒になると超越していた」と絶賛している。



監督と脚本を手掛けたのは『ディーパンの闘い』でカンヌ映画祭パルムドール、『ゴールデン・リバー』でヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞するなど世界で高く評価されているフランスの名匠ジャック・オーディアール。72歳のベテラン監督とは思えない瑞々しい感性で新境地を切り開き、破天荒なストーリーを圧巻のミュージカルエンターテインメントへと昇華させた。



公開されたポスタービジュアルでは、かつて“最恐の麻薬王・マニタス”として生き、新しく女性としての人生を歩み始めた主人公エミリア・ペレス(カルラ・ソフィア・ガスコン)を中心に、人種や性別で実力を評価されずにきた弁護士のリタ(ゾーイ・サルダナ)、自分を抑え妻として母として生きてきたジェシー(セレーナ・ゴメス)の姿が。華やかな花々とネオンが彩るビジュアルの中心には、銃と聖母を思わせるアイコンが施され、罪と救済、愛と憎しみ、希望と運命が交錯する、本作のテーマを想起させるビジュアルとなっている。



併せて、本年度アカデミー賞最多ノミネートを受けて、キャストから喜びのコメントも到着した。



■カルラ・ソフィア・ガスコン(エミリア・ペレス役/主演女優賞ノミネート)
一晩中眠れなかったです。なんという幻想、なんという名誉、なんという愛。

9カ月のプロモーションと2年間の仕事の集大成で、充実感を感じています。



■ゾーイ・サルダナ(リタ・モラ・カストロ役/助演女優賞ノミネート)
このたびのノミネート、本当に光栄で感謝の気持ちでいっぱいです。選んでくださり、心からありがとうございます。才能あふれる皆さんとご一緒できることにとても興奮しています。『エミリア・ペレス』は愛を込めて作られた作品です。アカデミーの皆さん、そして作品を評価してくださったすべての方々に感謝します。ジャック!! BINGO!



<作品情報>
『エミリア・ペレス』



3月28日(金) 公開



公式サイト:
https://gaga.ne.jp/emiliaperez/



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