映画ツウたちが選んだ2025年5月のベスト映画は『サブスタンス』『ミッション:インポッシブル』【月イチ!“ぴあテン”ランキング】
左より)『サブスタンス』、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』

評論家、ライター、編集者など映画ツウたちの投票により月ごとのベスト作品を選ぶ「月イチ!“ぴあテン”ランキング」。その5月公開の映画ベストテンが決定した。



本ランキングは、27人の選者が2025年5月公開の「みた」映画の中から特に良かった作品、好きだった作品、高く評価している作品を投票して決定したもの。



2025年5月に日本で劇場公開された映画は105本。そのうち、ぴあ水先案内人の「みた映画ベスト3」に選ばれた作品は全部で23本。集計の結果、外国映画の話題作2本が、同じ48ポイントを獲得し、ランキングの1位に輝いた。



まず1本は、デミ・ムーアが美と若さに固執する50歳のスターを熱演した『サブスタンス』。2カ月前に発表した「これからみたい」映画ランキングの4位から大きく順位を上げ、「​ルッキズムと若さへの執着がここまで恐ろしく描かれているとは​」(平辻哲也)などの“観たら期待以上に怖かった”という声が続出した。





もう1本は、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』。「これからみたい」映画ランキングに続いての首位獲得。「活動大写真的アクションに圧倒された」(高松啓二)、「ひとえにトムのがんばりっぷりのおかげ」(渡辺麻紀)など、約30年世界を魅了し続けているトム・クルーズに称賛のコメントが寄せられた。





3位には、デンマークで起きた連続殺人事件を主軸にしたゴシックミステリー『ガール・ウィズ・ニードル』がランクイン。「20世紀初頭の戦間期の混乱や街の薄汚さ、貧困などが驚くべきリアリティで描かれていて圧巻」(佐々木俊尚)という感想にもあるように、モノクロームの映像表現が高く評価された。





選者27人の投票作品とコメントはぴあアプリ/WEBに掲載中。

2025年5月公開の「みた」映画ベストテン

1位『サブスタンス』48pt
1位『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』48pt
3位『ガール・ウィズ・ニードル』23pt
4位『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』21pt
5位『秋が来るとき』19pt
6位『未完成の映画』15pt
7位『能登デモクラシー』13pt
8位『新世紀ロマンティクス』11pt
9位『金子差入店』9pt
9位『ノスフェラトゥ』9pt



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