
9月19日(金)に公開される映画『宝島』より、3カ月以上に及んだ全国キャラバンの模様を収めた特別映像が公開された。
本作は、戦後沖縄を舞台にした真藤順丈による小説『宝島』を原作に、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史が2度の撮影延期の危機を乗り越えながら完成させた作品。
公開されたのは、今年6月から3カ月間以上にわたり日本中を巡った全国キャラバンを映した、妻夫木と大友監督の“想いの軌跡”を辿る特別映像。「『宝島』は、“人生のバトン”の物語。映画を越える存在になっているこの作品を、皆さんに直に会いに行って届けたい!」『宝島』へのたぎる情熱を胸に、“宣伝アンバサダー”として全国行脚することを宣言した主演の妻夫木。物語の舞台となる沖縄を皮切りに、大友監督とともに6月から全国20都市を超える先行上映会に参加し、想いを伝え続けてきた。
特別映像では、妻夫木が“必ず届ける”と約束したとおり、全国各地の劇場を訪れ、観客や劇場スタッフらと笑顔で交流する姿が映し出されている。8月27日時点で、名刺を直接手渡しした人数は延べ5,000人近く。そのひとりひとりと握手や言葉を交わして心を通わせた妻夫木は、「心を込めて届けようとすれば想いは絶対に伝わると思ったし、土地土地に行ってその想いを伝えれば、みなさんの映画になってくれるんだと、本当に肌で感じた」と真剣な眼差しで振り返る。キャラバン初開催となった沖縄でのプレミア舞台挨拶では涙をこらえる場面もあり、本作に懸ける並々ならぬ覚悟の強さをあらためて感じさせる。
また、映像ではそんな妻夫木とともに“直接届けたい想い”を語る、広瀬、窪田の姿も。妻夫木演じるグスクの幼馴染であり、アメリカ統治下の沖縄を懸命に生き抜くヤマコ、レイを演じたふたり。
「映画を観た時から、何かが始まるような。そういう映画にしたい」と語る大友監督の願いに対して、全国キャラバンを通じて寄せられた観客たちからの熱い感想の数々。「心に残る映画になりました」「家族に会いたくなりました」等のコメントとともに『宝島』の“感動のバトン”が広がる中、映像はグスクが発する胸に刺さるメッセージで締めくくられる。
『宝島』全国キャラバン特別映像
<作品情報>
『宝島』
9月19日(金) 公開
公式サイト:
https://www.takarajima-movie.jp
(C)真藤順丈/講談社 (C)2025「宝島」製作委員会