
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース 音楽劇『愛と正義』が、2025年2月21日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>で初日を迎えた。
『愛と正義』は、岸田國士戯曲賞受賞の劇作家・山本卓卓による新作。
山本は、「無意識や有意識、人間に感じ取れるあらゆる要素が7人のパフォーマーと、力強くも繊細な演出、振付、音楽、堅実で色彩豊かなスタッフワークによって、いよいよみなさまの目に触れます。どうかこの宝箱を持って帰ってください」、益山は「初日の舞台が、観客の皆様の拍手とともに終わったあと、しばらく私は席を立てなかった。途中まで、演出家の最後の仕事として、感想のメモをとっていたのだが、それもやめてしまった。ただただ目の前で繰り広げられる、壮大な愛と正義の物語にのめり込んだ。今、私は気の利いたコメントが書けずに悩んでいる。ただただ、多くの人々に、この物語を、この舞台を体感して欲しい」とコメントを寄せた。公演は2025年3月2日(日) まで。



■作:山本卓卓 コメント全文
たぶん子どもの頃から、ずっと憧れて、あたためて、育ててきた作品だったんだなと、ゲネプロを観て思いました。無意識や有意識、人間に感じ取れるあらゆる要素が7人のパフォーマーと、力強くも繊細な演出、振付、音楽、堅実で色彩豊かなスタッフワークによって、いよいよみなさまの目に触れます。どうかこの宝箱を持って帰ってください。
■演出:益山貴司 コメント全文
初日の舞台が、観客の皆様の拍手とともに終わったあと、しばらく私は席を立てなかった。途中まで、演出家の最後の仕事として、感想のメモをとっていたのだが、それもやめてしまった。ただただ目の前で繰り広げられる、壮大な愛と正義の物語にのめり込んだ。今、私は気の利いたコメントが書けずに悩んでいる。ただただ、多くの人々に、この物語を、この舞台を体感して欲しい。そんな願いだけが私の心に沸き立っている。そして、なによりも、あの時の私、高校2年の春、初めて演劇を始めた頃の私に見て欲しい。演劇は、こんなに豊かで楽しいものなんだよ、と言う言葉とともに。
撮影:宮川舞子
<公演情報>
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース
音楽劇『愛と正義』
作:山本卓卓
演出:益山貴司
音楽:イガキアキコ
振付:黒田育世
出演:
一色洋平 山口乃々華 福原冠 入手杏奈 坂口涼太郎
大江麻美子(BATIK) 岡田玲奈(BATIK)
2025年2月21日(金)~2025年3月2日(日)
会場:神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 <中スタジオ>
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2556945(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2556945&afid=P66)
公式サイト:
https://www.kaat.jp/d/aitoseigi