
2026年3月から4月に東京・大阪で上演される、MOJOプロジェクトの第2弾となるミュージカル『どろんぱ』の出演者が発表された。
MOJOプロジェクト(Musicals of Japan Origin project)は、「日本発のオリジナルミュージカルを世界へ」をテーマに、ワタナベエンターテインメントと劇作家・末満健一がタッグを組んで立ち上げたプロジェクト。
主演を務めるのは、2016年にミュージカル『1789-バスティーユの恋人たち-』『キンキーブーツ』で演技・歌唱力を高く評価され、第42回菊田一夫演劇賞を受賞した小池徹平。また共演には、2017年公開のディズニー・アニメーション映画『モアナと伝説の海』でヒロイン・モアナ役の日本語版声優に抜擢されたことで一躍注目を浴びた屋比久知奈が出演する。末満作品初参加となるふたりは、神隠しで行方知れずとなった娘を捜すため、神隠しの伝承が残るとある森に迷い込む夫婦を演じる。小池、屋比久以外の全キャストは後日発表される。
【あらすじ】
煙の妖怪である烟々羅(えんえんら/小池徹平)は人間の姿に化けて、爽子(屋比久知奈)というひとりの女性に憑りついていた。爽子に「自分の夫・遠野薫」だと思いこませた烟々羅は、彼女とともに神隠しの伝承が残る深い森へとやってくる。爽子は行方不明となった自分の娘を捜すうちに、その森へと足を踏み入れたのだ。
だが、そこは神隠しの森などではなかった。時代の流れとともに信仰や畏怖する心が失われた現世から追いやられた妖怪たちの吹き溜まりの森であった。
森の様子はなにやら慌ただしい。現世から《どろん》と消えてしまった妖怪たちが、再び現世に《ぱ》と現れるための年に一度の祈願祭、《どろんぱ》がまもなく催されようとしていたのだ。
福の神である座敷童子、日本全国に伝承が残る河童、ひねくれ者の猫又、欲望のままに行動する犬神、神聖すら漂わせる九尾狐、得体の知れない天邪鬼、墓場の土から生まれた人形神、そして妖怪たちの総大将である滑瓢。
烟々羅と爽子を待ち受ける運命とは。今宵、妖怪たちの百鬼夜行がはじまろうとしていた。
<公演情報>
MOJOプロジェクト-Musicals of Japan Origin project- 第2弾
ミュージカル『どろんぱ』
作・演出:末満健一
作詞:森雪之丞
作曲・編曲・音楽監督:深澤恵梨香
出演:小池徹平 屋比久知奈 ほか
※全キャストは後日発表
2026年3月・4月 東京・大阪で上演
公式サイト:
https://mojo-doronpa.com/