加藤健一事務所 vol.119 音楽劇『詩人の恋』が、2025年1月22日(水) から2月2日(日) に東京・本多劇場で上演される。
『詩人の恋』は、劇作家のほか、脚本家、作詞家、編集者としても活躍するジョン・マランスによる作品。
物語の舞台は1986年のオーストリア・ウィーン。ある春の日の午後、声楽家・マシュカン教授のもとへ、アメリカ人ピアニストのスティーブンが訪ねてくる。神童とも呼ばれたスティーブンだが、今は芸術の壁に突き当たっており、この状況を打破すべく、マシュカン教授のレッスンを受けることになる。初対面から気の合わないふたりだったが、マシュカン教授はハイネの詩によるシューマンの連作歌曲「詩人の恋」を課題として出す。「どうしてピアニストに歌わせるんだ?!」と反発するスティーブンだったが、人生で初めて心が震える演奏ができたことで、ふたりは音楽と詞の世界にのめり込んでいく。そしてある日、それぞれの秘めた過去が明らかとなる――。
今回は、演出を加藤健一事務所初登場の藤井ごうが担当。マシュカン教授役を加藤健一、スティーブン役を加藤義宗が演じ、“令和版・詩人の恋”として上演する。また加藤健一、加藤義宗からコメントが到着した。
■加藤健一 コメント
久しぶりに音楽劇『詩人の恋』を上演しようと思います。
■加藤義宗 コメント
私自身、この『詩人の恋』が本当に好きな作品で、個人的に加藤健一事務所の代表作のひとつだと思っています。この公演に向けて3年前から声楽のレッスンを始めました。最初の頃はいつ公演するのかも分かっていない状況からのスタートだったのですが、ようやく実現となりました。公演に向けての準備期間としては自身最長の期間を経ての公演となります。役者人生にとって、とても重要な作品になると考えています。ぜひ劇場にて目撃していただきたいです。
<公演情報>
加藤健一事務所 vol.119 音楽劇『詩人の恋』
作:ジョン・マランス
訳:小田島恒志
訳詞:岩谷時子
演出:藤井ごう
出演:加藤健一、加藤義宗
日程:2025年1月22日(水) ~2月2日(日)
会場:東京・本多劇場
公式サイト:
http://katoken.la.coocan.jp/119-index.html

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