2026年1月27日(火)より、東京都美術館では『スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき』が開催される。1926年、日本初の公立美術館として開館した東京都美術館の、開館100周年記念展の第一弾となる同展は、「日本・スウェーデン文化科学交流年2026」にちなむ展覧会。
エードヴァッド・バリ《夏の風景》 1873年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo: Nationalmuseum
18世紀、北欧諸国の中でいち早く王立の美術アカデミーが創立され、伝統的な美術教育が行われていたスウェーデンでは、1880年頃から若い世代の芸術家たちがフランスで学び始め、人間や自然をありのままに表現するレアリスムに傾倒。帰国した後は自国のアイデンティティを示すべく、スウェーデンらしい芸術の創造を目指して、自然や身近な人々、あるいは日常に潜む輝きを親密で情緒あふれ表現で描き出した。
カール・ラーション《カードゲームの支度》 1901年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo: Anna Danielsson / Nationalmuseum
たとえばスウェーデンの国民的画家として知られるカール・ラーション(1853-1919)。彼の《カードゲームの支度》は、これから始まる「ヴィーラ」というカード遊びのために、ゲームの合間に楽しむ酒類を準備する妻のカーリンや子供たちを描いている。妻と共に改装したダイニングルームのしつらえや生活の様子は、理想的で新しい家族の生活スタイルを提案するとともに、画家であり、夫であり、父親でもあるカール・ラーションの新しい芸術家像も打ち出した。
グスタヴ・フィエースタード《冬の月明かり》 1895年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo: Hans Thorwid / Nationalmuseum
そのほか、目に見えない内面的な世界を自然風景に託して描いた、小説家で劇作家でもあるアウグスト・ストリンドバリ(1849-1912)や、森林、湖、未開の原野といったスウェーデンの自然を、北欧の独特な光の中に描いたグスタヴ・フィエースタード(1868-1948)など、世界的に注目されている作家たちの作品が多数。「自然」「光」「日常のかがやき」をキーワードに、北欧ならではの感性を発見できるに違いない。
<開催情報>
『東京都美術館開館100周年記念 スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき』
会場:東京都美術館(東京・上野公園)
会期:2026年1月27日(火) ~ 4月12日(日)
時間:9:30~17:30(※金曜日は~20:00)、入室は閉室の30分前まで
休室日:月曜日、2月24日(火) ※ただし、2月23日(月・祝)は開室
料金:一般2,300円、大学・専門学校生1,300円、65歳以上1,600円
関連リンク
公式サイト:
https://swedishpainting2026.jp
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2537362(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2537362&afid=P66)

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