
カンヌ国際映画映画に正式招待されている映画『8番出口』に出演する二宮和也と小松菜奈がフランス・カンヌに到着し、街巡りを敢行した。
『8番出口』は、2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATEがたったひとりで制作し、累計170万ダウンロード超のヒットを記録したゲーム。
5月13日から開幕中の第78回カンヌ国際映画祭。すでに映画祭一色の街へ訪れた二宮と小松は、初めて降り立ったカンヌについて「今回のような機会がないとなかなか来られない場所なので楽しみたいと思いますし、初めて完成した映画を観てもらう場に立ち会えるのは作った人間として嬉しいです(二宮)」「街を散歩していたら、カンヌ国際映画祭のポスターが街中に貼ってあり、盛り上がっているのを感じました。レッドカーペットのある会場まで行ってみたのですが、まだまだここを歩く実感が湧かなくて……昨日はなかなか寝付けなかったです(小松)」とコメント。
まずは、旧市街として知られる歴史的な地区ル・シュケへ。石畳の坂道や階段を上っていくと、丘の上には教会や中世の城があり、カンヌの街全体が見渡せる写真映えスポットとしても有名だ。「味のある建物がたくさんあり、おしゃれな雰囲気。“カンヌに来た”って実感します(二宮)」「街の色合いが淡くて素敵ですよね(小松)」と、ならではの街並みを楽しみながら歩みを進めるふたり。途中、作中に登場する“歩く男(河内)”のアクリルスタンドを持ち、記念撮影する場面も。


次に訪れたのは、クロワゼット通りから美しい湾を見渡せるエリア。海沿いを歩きながら、『8番出口』が日本での公開を前に、訪れたフランスのほか、20以上の国と地域で公開が決定しているという、異例な海外セールスの盛り上がりをみせている点について「嬉しい以上に驚き。

街巡りを終えて、映画祭会場の近くにやってきたふたり。最後に、公式上映への意気込みを訪ねると、二宮は「『ミッドナイト・スクリーニング部門』は他の部門に比べてお祭り感が強いので、変にかしこまらず、観客のみなさんと盛り上がりたいですし、それができるポテンシャルをもつ作品だと思うので、その雰囲気が伝わればいいなと思います」、小松は「初めてのカンヌ国際映画祭なので、レッドカーペットはどのような景色が広がるのかなとか、観客のみなさんの反応とか楽しみです。なにより、監督やキャスト、スタッフの方々と一緒にカンヌの地に来れたことが嬉しいです。みんなで映画祭を楽しみたいです(小松)」と、迫る公式上映への期待を膨らませた。
<作品情報>
『8番出口』
8月29日(金)公開
公式サイト:
https://exit8-movie.toho.co.jp/
(C)2025 映画「8番出口」製作委員会