【山陽オート(オーバーミッドナイト)一般】村瀬月乃丞 不得手なはずの雨で2着に入り「奇跡」を連発
【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】

 「奇跡ですよ。奇跡」。
不得手な湿走路で2着に粘り、準決進出を決めた村瀬月乃丞(22)=飯塚・36期=が笑顔で繰り返した。

 「練習から外しか回していない。外一択」。練習通りに外コースが利いたのが良かったが、エンジンも調整がうまくいって「雨に合っていた。そうじゃないと乗れないでしょう」。ここまで聞くと、やった調整と外練習の効果で雨が克服できた印象だが、その他にも雨が乗れた要因はあった。

 前々節の川口SGオールスターで「現状のじゃ通用しなかった。課題が出てきた」。そこで少しでも乗りやすくなるよう「ひざ当てとハンドルを換えた」と言う。その効果がすぐに出たのかは分からないが、「でも、乗れない雨の感じが良かったので…」と整備の効果を強調した。

 2日目は雨が上がって走路が乾く予報。取り組んだ整備が奏功し、スピードアップができていれば、▼準決7Rは素早く抜け出せるはず。
2-465-4653。

 ▼4R 丹下昂紀は雨だったとはいえ、気配は悪くなさそうだった。早めに抜け出せれば、4-56-5631。


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「乗れない」雨で2着に食い込み笑顔の村瀬月乃丞



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