
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】

今節は3日目までに逃げが20本決まり、抜きを含めたインの1着数は21回。節間のインの1着率は58.3%とからつの水準レベルで推移しています。
ただ今節はここまで、HS向かい風のコンディション。HS追い風が多い普段のからつとは違うからなのか、差しが5本に対してまくりが6本と、まくりがよく決まっています。
しかし、4日目の予報はHS追い風。こうなるとここまでの傾向とは違って、差しが決まりやすくなるのを頭に入れておいた方がいいでしょう。

いずれにせよからつのインは、同じモーニングでも芦屋とは違って絶対的ではありません。そこで4日目のイン想定選手のイン実績表を見てみましょう。インの信頼度の目安であるイン1着率70%以上&エンジン素性をBランク以上の両条件を満たすのは、3Rの小林泰と12Rの島川海輝のみ。強烈なイン受難の流れになっても不思議はなさそうです。
▼1R 齊藤廉は5コース1着率が20%と食指が動く数字。機力節一級の嘉手苅徹哉が予選突破を狙ってカドから猛攻を仕掛けそうで、絶好のまくり差し展開。5-4=全。
▼4R 〝進入の乱れは配当の乱れ〟は穴のセオリー。
▼8R 大塚雅治が伸びの強化に成功。3コース1着率は20%と高いので、自力のまくりでも谷口知優の攻めに乗る形でも勝機は十分。3-24-全。
▼12R 今村暢孝は2号艇でもイン取りに動くことがあり、進入はもつれるかも。これなら22%もある小林泰の4コース1着率の高さを評価。4-3=全。