【ボートレース尼崎・一般】準優で唯一逃げた田中和也が優勝戦1号艇　通算28Vへ
　尼崎ボートの5日間シリーズは21日、準優3個レースが行われ、最後の12Rに1号艇で登場した予選トップの原田幸哉が、2号艇・中田竜太に屈して2着に敗れる波乱。11Rも3号艇の和田拓也がまくり差しで勝利。
準優で唯一逃げた10Rの田中和也が、22日の優勝戦1号艇をつかんだ。優勝戦は22日の12Rで争われる。

　田中は「出足型で足はいいと思う。伸びも水準よりはいいし、出足を生かしたレースをしたいですね」とイン向きに仕上がった足に自信を持つ。Sを決めて他艇の攻撃を封じ込め、通算28回目、当地初Vに向けて先マイ逃走を狙う。

　中田は「伸びを意識しない調整で行き足、出足、回り足が良かった。今節で一番」と万全の仕上がり。和田も「ペラを叩き変えて全部の雰囲気が良くなった」と準優で手応えを得た。

　優勝戦の進入は難解。和田の3カド、5号艇の平田忠則の前付け策の可能性もあり、展示にも注視したい。

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予選3位から優勝戦1号艇の田中和也
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