【ボートレース下関（ミッドナイト）西スポ杯】「チルト3度を仕上げたい」　田中宏樹がチルト3度旋風を巻き起こせるか

チルト3度の使い手の田中宏樹



　チルト3度の使い手である田中宏樹（37）＝福岡・116期＝に注目だ。

　前検は特訓前から黙々とペラ調整に打ち込んで、S特訓はチルト3度で一番時計を計時。
ただ、「前検のチルト3度の足ではまだ自信を持ってレースに行ける感じではなかったですね」。

　迎えた初日は3R3枠の1回走り。チルトは3度ではなく0度を選択。4コースから差して2番手につけると、そのまま2着でゴールイン。「何とかしのぎたかったし、実際にしのげて良かったです」とレース後にはホッとした表情を見せた。

　「チルト0度の調整の中では伸びてくれてはいました。ただ、まだ中堅に毛が生えた程度ですね」と、まだまだ許せるレベルの機力ではないが、「何とか今節中に自信を持ってチルト3度で行けるように仕上げていきたいです」と目を光らせた。2日目以降にチルト3度旋風が吹き荒れるか。

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