
【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
2日目6R、北日本トリオが確定板を独占した。立役者は五十嵐綾(24)=福島・121期・S2=だ。
前受けから、赤板では橋本宇宙―坂田康季の地元コンビを一度突っ張り、青木瑞樹―北村信明の中四国勢を出して3番手を確保する頭脳プレイ。「橋本君が無理やり来るのならそれに対しても準備していました」と冷静沈着。「橋本君も青木君も123期。自分が1年、経験が上ですからね」と笑顔を見せた。
「初日は感じが悪かったけど、2日目は上がってきている。前回ほどではないですけどね」。前回の玉野FⅠ初日は太田海也を相手に善戦。最終日にさらに調子が上がれば、2日目には差された坂本貴史を振り切ってのゴールもある。
▼6R(五十嵐綾) 2日目と違い、ラインとしての車番が悪い。今度はこれを克服へ。5―3=全。
▼8R(山口優依) 当地初登場。

2日目6R、北日本の確定板独占に貢献した五十嵐綾