【武雄競輪(ミッドナイト)GⅢ】五十嵐綾は〝一年の長〟で確定板独占に貢献


【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】

 2日目6R、北日本トリオが確定板を独占した。立役者は五十嵐綾(24)=福島・121期・S2=だ。


 前受けから、赤板では橋本宇宙―坂田康季の地元コンビを一度突っ張り、青木瑞樹―北村信明の中四国勢を出して3番手を確保する頭脳プレイ。「橋本君が無理やり来るのならそれに対しても準備していました」と冷静沈着。「橋本君も青木君も123期。自分が1年、経験が上ですからね」と笑顔を見せた。

 「初日は感じが悪かったけど、2日目は上がってきている。前回ほどではないですけどね」。前回の玉野FⅠ初日は太田海也を相手に善戦。最終日にさらに調子が上がれば、2日目には差された坂本貴史を振り切ってのゴールもある。

 ▼6R(五十嵐綾) 2日目と違い、ラインとしての車番が悪い。今度はこれを克服へ。5―3=全。

 ▼8R(山口優依) 当地初登場。
「佐賀に山口優衣さん(108期=引退)というガールズの選手がいたことは先輩たちから聞いています。2代目として頑張ります。気持ちは優勝です」。漢字は少し違うが、武雄のファンが喜ぶ活躍を期待。123―1234―7、2―5―7。


【武雄競輪(ミッドナイト)GⅢ】五十嵐綾は〝一年の長〟で確定板独占に貢献

2日目6R、北日本の確定板独占に貢献した五十嵐綾


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