【武雄競輪(ミッドナイト)GⅢ】井上昌己「踏んだ感じも悪くない」 初のミッドナイト参戦も問題なし

2日目7Rを制した井上昌己



 井上昌己(45)=長崎・86期・S1=が通算501勝目を挙げた。準決7Rは阿部将大をマーク。
「若い子のダッシュに付いていくのがきつくなってきたかな。雨で見えづらかったのもあるけど」と踏み出しで口が少し空いたが、付き直してからは車間を空けるなど援護して、直線で余裕たっぷりに差し切った。

 2008年のGP覇者にとって今回が初めてのミッドナイト開催。「アップの時間が長くてきつい」と慣れていない部分はあるが、「前が頑張ってくれているし、脚も大丈夫。踏んだ感じも悪くない」と状態自体は問題なさそうだ。

 決勝9Rは九州4車ラインの4番手。本来はチャンスが少ない位置だが、長崎の英雄の脚力をもってすれば、展開次第では突っ込んでくるかもしれない。
編集部おすすめ