
通算2回目の参戦で若松初勝利が懸かる藤田俊祐
藤田俊祐(23)=東京・129期=は2023年5月以来、通算2度目の若松参戦。前回戦は未勝利に終わっただけに、今節はまず1勝が期待される。
引いた56号機は素性Dランク評価の一基で、前操者の谷津幸宏も「普通あればいい方」と手応えは振るわなかった。藤田は「起こしや握り込みがすごく良くてターンがしやすい。谷津さんのペラは間違っていないと思う」と一定の評価を与えた。「足が良くないなら(原因は)エンジンかな。本体を触ることを考えている」と整備に踏み切る可能性も示した。
現在はA1級だが、前期(昨年11月~今年4月)勝率は5.81にとどまり、7月からのA2降格が決まっている。「調整が合う時はいいけど合わない時は駄目。波が激しいですね」と調子にはムラがあるというが、「2節前の徳山ではうまく調整できていたし、上り調子ではあると思う。今節にも生かしたい」と手応えをつかんで当地に参戦。今節の低調機を立て直すことができれば再浮上のきっかけをつかむこともできそうだ。
初日は3、1枠の2走で、早速当地初勝利を飾るチャンスが訪れた。白星の絶好機を逃さないように素早く底上げを図る。