
【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
片折勇輝(41)=福岡・95期=がフル回転だ。5月23~25日に川崎FⅡを走り、3日ともバックを取って決勝6着。
同27、28日には地元の小倉での補充で連続2着。そこから中2日でこの開催を走っている。
初日は「少し疲れているのかな。重く感じました」と首をかしげたが、抑え先行で快走。番手の照屋将貴にタイヤ差だけ逆転されたが、20代の布居翼を完封した。「サドルの感じが良くない」と2日目はセッティングを変えて臨むようで、上積みも見込める。
このところ忙しかったせいか、前検日には「ミッドナイトだったんですか。モーニングかと思って急いで来ちゃいました」とおちゃめな勘違い。それでも元気に結果を残す、たくましいアラフォーだ。
▼5R(片折勇輝) 川崎では125期を相手に好勝負を演じ、準決では78点台の平根優大を苦しめての2着。今回の準決も、人気を集める中村龍吉を苦しめる。4=1-235、4=2-15。
▼7R(菅田和宏) ここも125期の細中翔太が人気の中心。だが番手はアラフィフの時松正だけに連係が崩れることも。菅田は2年前の骨盤骨折で調子を崩していたが、最近は上向き。自力型S1として活躍していた底力をアラフォーになっても発揮する。3-12-1247、3-47-12。
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日程が詰まっていても安定した走りを見せている片折勇輝
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