
GⅠ「第3回パールカップ」は19日、岸和田競輪の最終12Rで決勝を行い、佐藤水菜(26)=神奈川・114期=が、残り1周からスパートして押し切り、ガールズ史上最多となる4度目のGⅠ制覇を果たした。この大会は初制覇で、優勝賞金590万円(副賞含む)を手にした。
■ヒロイン
やっぱり優勝は佐藤だった。初日から格の違いを見せて3連勝。「自分の思うようなレースができて、有意義な3日間でした」。すでに、勝敗を越えたものを求めている。
打鐘4角過ぎ、4番手から猛スパート。終1半手前ではもう先頭に立っていた。それでも、「1周半、駆けたかったという気持ちはある」と、本来は打鐘からの逃げ切りを狙っていた。
ガールズGⅠ決勝で、そんなことを考えられる選手はほかにはいないはずだ。「タイトルレースで長い距離を踏むことが、猛一段階アップするために必要なこと」と、最強の名をほしいままにしても、さらに上を目指している。
これでGⅠに5回参戦して4V。15走して、2023年の第1回競輪祭女子王座戦決勝など2着は2回。残りの13戦は完勝だ。
次の目標は「脇本雄太さんと同じ年にグランプリスラムがしたい」。昨年まではガールズGⅠが3大会だった。その大会のすべてを制している。だが今年は8月に「第1回女子オールスター」が新設。これを取れば、目標達成だ。
宇都宮開催で、「でも500バンクなんですよ」とやや苦手の周長。だがそれもハンデにもならないはず。それだけでなく、年間グランプリスラムを達成しそうな勢いだ。(野口雅洋)
【6月20日(4日目)】全レースの出走メンバーと予想はこちら(朝7時全公開)
表彰式でパールカップを手にする佐藤水菜。
3日間ともバックを取りながら11秒台で上がって3連勝する圧勝劇。昨年11月の第2回競輪祭女子王座戦、今年4月の第3回オールガールズクラシックに続く3連続のGⅠ制覇となった。2着は終始マークしていた尾崎睦、3着は流れに乗りながら直線で内を伸びた竹野百香だった。
■ヒロイン
やっぱり優勝は佐藤だった。初日から格の違いを見せて3連勝。「自分の思うようなレースができて、有意義な3日間でした」。すでに、勝敗を越えたものを求めている。
打鐘4角過ぎ、4番手から猛スパート。終1半手前ではもう先頭に立っていた。それでも、「1周半、駆けたかったという気持ちはある」と、本来は打鐘からの逃げ切りを狙っていた。
ガールズGⅠ決勝で、そんなことを考えられる選手はほかにはいないはずだ。「タイトルレースで長い距離を踏むことが、猛一段階アップするために必要なこと」と、最強の名をほしいままにしても、さらに上を目指している。
これでGⅠに5回参戦して4V。15走して、2023年の第1回競輪祭女子王座戦決勝など2着は2回。残りの13戦は完勝だ。
次の目標は「脇本雄太さんと同じ年にグランプリスラムがしたい」。昨年まではガールズGⅠが3大会だった。その大会のすべてを制している。だが今年は8月に「第1回女子オールスター」が新設。これを取れば、目標達成だ。
宇都宮開催で、「でも500バンクなんですよ」とやや苦手の周長。だがそれもハンデにもならないはず。それだけでなく、年間グランプリスラムを達成しそうな勢いだ。(野口雅洋)
■岸和田競輪 ニュース一覧
【6月20日(4日目)】全レースの出走メンバーと予想はこちら(朝7時全公開)
表彰式でパールカップを手にする佐藤水菜。
右はプレゼンターのシンガーソングライターchay
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