【岸和田競輪・GⅠ高松宮記念杯】中四国の49歳コンビには負けられん 50歳が連日6番車で準決進出
 4日目二次予選、香川雄介(50)=香川・76期・S1=は3着に入り、準決勝へと進んだ。目標の松本貴治に食らいついた。


 「昨年のオールスターの初日、貴治との連係を切らした。それから点数がダダ下がりした」。GⅠ勝ち上がりではその時以来の連係。嫌なイメージはあったが、岡山2車を追った松本をピタリとマーク。2年前のこの大会以来となるGⅠ準決に進んだ。

 「たまにはこういうこともないとね」と好結果ににんまり。「こういうことがあるから練習できる。そういう意味ではほっとしている」。上を目指すモチベーションを保つためにも、結果を欲していた。

 「毎日6番車を着ることが目標」とも。点数下位に割り当てられる車番を連日着るということは、点数上位を相手に勝ち進むということだ。

 さらには、「オグとダイシに追い付かないといかんしね」。
一次予選上位で白虎賞に進んでいた小倉竜二と桑原大志はともに49歳。中四国の同年代の活躍も、闘争心をかき立てた。

 「胃腸炎で5キロやせたけど、シェイプアップして軽くなった」と体調不良もプラス思考。人間、気持ちが何より大切と言わんばかり。それなら、昨年大会で決勝に乗った桑原に負けじと、準決勝でもうひと頑張りするはずだ。

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準決では4戦連続で6番車を着ることとなる香川雄介


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