
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
前走地の蒲郡で今年初めて優出(6着)した井上恵一(55)=福岡・72期=が、今節も奮闘中。予選5走は1勝を含む大崩れのない走りで、得点率は8.40をマーク。
結果的には準優ボーダーラインのハイレベルなポイント争いから競り落とされることなく、第一関門をクリアした。
素性Aランク評価の61号機の存在も頼もしい。3日目こそ、「合わせ切れていなかった」と本人の評価は控えめだったが、相対した海野康志郎が「井上恵一さんの行き足はすごい。あのエンジンはいいでしょ?」と目を丸くしたほどだ。
準優は6号艇で登場。「行き足、伸びがいい。出てます」。大絶賛していた2日目までの状態を取り戻せば、2節連続のファイナル入りへのハードルは決して高くはないはずだ。
▼11R 進入は井上が前付けに動くも、誰も譲らずオールスローも想定。ただ、機力で勝る井上なら、枠不問で優出圏内へ浮上できるし、配当的にも妙味。1-6-234。
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強力な行き足を武器に2節連続優出を目指す井上恵一
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