【飯塚オート・一般】71歳の穴見和正が年齢を感じさせない走りっぷり 初日1着の好発進は調整と練習をひたすら繰り返した成果

初日白星発進を決めた穴見和正



【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】

 山陽のベテランレーサーが元気いっぱい。地の利があるはずの地元勢を差し置いて12R中、5個レースで山陽オーバー60の面々が白星を収めた。
このうちオーバー70は、藤本剛、穴見和正、西久保英幸の3人。

 高い走路温度で前々有利だった藤本、西久保の抜け出しもあっぱれだったが、穴見和正(71)=山陽・12期・A級=は最高ハンディから10m前の6枠から白星を収めたのだからすごい。レース後の第一声は「たまたま良かったね」と謙遜したが、実は前検日に調整と練習を何度となく繰り返し、「むちゃくちゃ良かった」とバチッと合ったセッティングを見つけ出していた結果だった。

 セッティングはもちろん、そのままで臨むが、「タイヤがあっち(1、2角)の小円部で跳ねた。悪くはないけど、跳ねるのは嫌」。そこだけをどうするか、宿舎でゆっくりくつろぎながら考えてベストチョイスを導き出す。準々決勝戦最初の▼5Rは、穴見がきっちり。6-8=全。

 ▼9R 西久保が評判のタイヤを装着予定。初日よりタイヤがグリップすれば再度の逃げ切りも。1-687-6873。

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