
【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
地元ルーキーの佐藤魁皇(22)=熊本・127期・A3=が「勝ち上がって師匠の前で先行したいです」と意気込む。
7月に本デビューしてから4場所を走り、全て準決勝には駒を進めたが、決勝進出は1回(準V)だけ。
それもそのはずで、今節はデビュー以来初めて、師匠の倉岡慎太郎との同時あっせんなのだ。
名前が印象的。「大相撲の魁皇さんが由来ですか?とよく聞かれますが違うんです」とのこと。「魁」という文字の意味は「先頭をゆく。さきがけ」。名前の通りに〝ラインの先頭で、レースをさきがけ〟て、地元の決勝戦進出に挑む。
▼2R(佐藤魁皇) 打鐘から一気に踏み込み、逃げ切ってみせる。4-513-5132。
▼9R(小笠原光) 冬季移動先の熊本バンクは〝準地元〟の勝手知ったるバンク。
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師匠の倉岡慎太郎(右)との2ショットを求められ、緊張の面持ちのルーキー佐藤魁皇(左)